■フジ「港社長」誕生で石橋貴明のレギュラー復活の可能性は?

 天心選手と武尊選手、佐々木投手、武騎手、そして錦鯉――たしかに石橋は人気者にかなり積極的に絡んでいっているようにも見える。

 制作会社関係者は話す。

「今の石橋さんの仕事のメインはYouTubeですから、人気者とコラボしたほうが話題になりますし、再生数も伸びますからね。ただ、このところはそこでも苦戦しているようです。チャンネルを立ち上げた当初は100万再生超えの動画が当たり前だったのに、ここ最近は10万~20万再生という動画も見受けられます」

 フジテレビは5月18日、金光修社長(67)の後任として共同テレビ社長の港浩一氏(70)が就任する人事が内定したと発表。6月28日に予定されている株主総会と取り締まり会で正式決定し、同日就任する予定だ。

 港氏といえば、デビューしたばかりのとんねるずを起用した『オールナイトフジ』や『とんねるずのみなさんのおかげです』、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(すべてフジテレビ系)を手掛けてきた。木梨憲武(60)が港氏をモデルにした「小港さん」も人気を博した。

「とんねるずの盟友である港氏が社長に就任するということで、とんねるず、石橋さんのレギュラー番組がフジテレビで復活するのでは、という報道もあります。ただ、そんなことはないでしょう。今の石橋さんは明らかにパワーダウンしていますし、高額設定のギャラを下げることもないでしょう。また、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率ももっていない。

 加えて、港氏も2014年7月の『週刊文春』(文藝春秋)で“伊豆不倫旅行”が撮られましたが、社長就任のニュースを受けて蒸し返されてしまいましたからね。社長に就任したからといって港氏に絶対的な権力が宿るわけではない。

 厳しい言い方ですが、“オワコン化”している石橋さんのレギュラー番組の企画を通すことはできないのではないでしょうか」(前同)

 石橋の活躍の場は、今後もYouTubeに限られるのだろうか――。

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