綾瀬はるか・大泉洋『元彼の遺言状』全話平均視聴率1ケタの惨敗、杏・坂口健太郎の次作『競争の番人』に共通する連敗危機の理由とはの画像
綾瀬はるか・杏

 綾瀬はるか(37)主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の第11話が6月20日に放送され、平均世帯視聴率が8.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、全話平均が9.13%と2ケタ台に届かない期待外れの結果となった。

 麗子(綾瀬はるか)が“十ヶ浜強盗殺人事件”の裁判で、篠田(大泉洋/49)の無実を証明し、これで最終回かと思われた前週に続く第11話は、篠田は自身が書いたミステリー小説を出版社に持ち込む。だが、編集者から「中身が古い」とダメ出しされて落胆してしまう。

 そんな篠田の原稿に興味を持ったのが、偶然出会った「ウメ出版社」の編集者・車崎で、篠田の作品を絶賛する。思わぬ形ででデビューが決まり、早く麗子に喜びを伝えたい篠田だったが、麗子から電話で「これからタヒチ旅行に行く」と伝えられて……という展開。

 視聴者のツイッター上での反響は、「最初は原作モノだと思って適当に流して見てたけど、ドラマオリジナル展開になったら、主要登場人物のキャラクターが立ってきて面白くなった」などと、ドラマオリジナル展開への称賛と続編を望む声が多くあった。

 その一方で、「なんで原作に『元彼の遺言状』を選んだんだろう。こんなに原作と違うなら原作なくても良かったような」「本当に最終回だったの? 元彼の遺産の件(原作読んでいるから結末は知っているけど)解決してないよ」など、苦言も少なくなかった。

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