■ジャニーズのフリー化が減る?

 ネトフリは、23年に松坂桃李(33)主演のドラマ『離婚しようよ』を配信することを発表している。この作品はTBSの子会社・TBSスパークルが制作するのだが、《色気ダダ漏れの謎めいた自称アーティスト・加納恭二》として、19年に関ジャニ∞を脱退しジャニーズ事務所も退所した錦戸亮(37)も出演することが決まっている。映画では今年公開予定のリリー・フランキー主演の日英合作映画『Cottontail』への出演があるが、錦戸にとってドラマ出演は、退所後初の出来事だった。

「ジャニーズではありませんが、東出昌大さん(34)さんはさん(36)と結婚していたのに唐田えりかさんと不倫が発覚して好感度が地に落ちましたが、21年に『ボクたちはみんな大人になれなかった』に出演。同年10月に『文春オンライン』にて“広島で情報解禁前の作品撮影中に、新恋人をホテルに呼んでいた”という問題行動が報じられて事務所を事実上のクビになった時期も『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』に出演している。地上波や一般映画と比べて、ネトフリが世間の悪評やイメージにとらわれないことが、よくわかりますよね」(前出の専門誌記者)

 しかし、そうした流れも今回の「300人クビ」や「会員数70万人減」報道で止まってしまうかもしれない。

「錦戸さんや山下さんのように、ジャニーズを辞める人にとっては、ひとつアテにできそうな場所が消えるわけですからね……。今後、役者や音楽での本格的な活動を考えてフリーになろうと思っている現役ジャニーズたちも“このネトフリ苦境”が好転するまで、辞めるのを辞める、という状態になっているかもしれませんね……」(前同)

 思わぬところに影響が表れた、ネトフリの苦境。無事に回復してくれることを、日本のタレントたちも願っている?

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