中川パラダイス(ウーマンラッシュアワー)
中川パラダイス(ウーマンラッシュアワー)

 6月26日、お笑いコンビ、鬼越トマホークのYouTubeチャンネル『鬼越トマホーク喧嘩チャンネル』に金ちゃん(36)が「楽屋トークが面白すぎる」と絶賛し、自らのオンラインサロンにも出演を依頼したお笑いコンビ、ウーマンラッシュアワー中川パラダイス(41)が登場。コンビの切実な現状について語った。

 ウーマンラッシュアワーは、NSC大阪校出身の2人で2008年に結成。中川の相方の村本大輔(41)は過去に10回のコンビ結成・解散を繰り返していた。

 村本が高速で喋りまくり、中川が時々相槌を入れる、という独特のスタイルで『THE MANZAI2013』で優勝し、活躍の場を広げた2人だったが、2018年頃から活動の主軸を劇場の漫才に移行し、テレビ出演が減少していた。

 これについて、中川パラダイスは今回のYouTubeで「テレビの仕事は断ってるのよ。村本が」「ほとんど断ってるね」と明言。

 自分の想像の部分もある、と注釈を入れつつ、相方の村本大輔について、悪態をつくキャラクターだが、テレビだと嫌いでもないゲストに悪口を言う仕事が求められる。つきたくもない嘘をつくことで心がグチャグチャになる、舞台はお金払って見に来てくれるお客さんが相手だから、好きなことをやって笑いが取れればいい、と考えているのだと推測。

 唯一出演している年末の特別番組『THE MANZAI マスターズ』(フジテレビ系)について「スタッフさんが上層部と戦ってくれたりして、ほぼほぼオンエアしてくれるから、それに関しては出さしてもらってる」と説明した。

「村本は2017年頃から政治に興味を持ち、沖縄の基地問題、原発問題、政権への批判などを、積極的にネタに取り入れるようになりました。個人で独演会を全国各地で開催し、SNSでも政治的な発言をしています。2020年には、『アメリカでスタンダップコメディに挑戦する』と宣言していました。2016年に渡米したピース綾部祐二(44)の影響もあるかもしれません」(構成作家)

 金ちゃんが「村本さんがアメリカにいくのは決定しているんですね?」と質問すると、中川は「そう、行く」と説明。今年の3月でコンビ活動を終え、渡米する予定だったが、村本のビザが取れていない状況なのだと明かした。

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