■役員待遇で三宅アナ&軽部アナの年収は3000万円超に!?

 視聴率低迷に喘ぐフジテレビにあって、好調を誇る朝の看板番組『めざましテレビ』。同番組で三宅アナは総合司会を、軽部アナはエンタメキャスターを長年にわたって担当している。

「そのベテラン2人が今秋ともに定年を迎え、秋の改編で『めざましテレビ』を卒業することになれば、番組にとって大きな打撃になると一部メディアが報じていました。ただ、このタイミングで2人が同時に役員待遇になったのは“現場”に残すためでしょう。

 三宅アナと軽部アナが定年で番組を卒業する。両者の代わりとなる適任のアナウンサーを見つけ、10月クールから新たに入ってもらう。それがフジ上層部に求められていたことでした。しかし、適任者が見つからなかった、ということなのでしょう。だから、局上層部は“消極的選択”で『めざまし』に2人を残留させる方針を取ったと見られています。

 しかも両者は、嘱託などではなく役員待遇ですからね。定年を迎えるアナウンサーが役員待遇で迎えられるのは2007年の須田哲夫さん(74)以来のこと。ただでさえ給与水準が高い2人にこれを適用したことにを局内からはかなりの反発の声が出ているそうなんです。役員待遇となると、その報酬は今よりもかなり跳ね上がるという話ですからね」(前出の制作会社関係者)

 フジテレビ全盛期を支え、定年まで勤めあげた三宅アナと軽部アナの年収は2000万円超とも言われているという。

「役員待遇になった場合の年俸は、そこから1.5倍になるともささやかれていて、そうなると年収3000万円超ということですよね……。たしかに三宅アナと軽部アナは抜群の安定感と実力を誇り、お茶の間からの認知度も高い。しかし、秋には60歳ですから、今後さらなる活躍が期待できるかと言えわれれば決してそうではありませんからね。

 そしてさらに、その2人に高額報酬でアナウンス部に残留してもらい、成長が期待できる若手アナウンサーを別部署に異動させるという人事に、局内から“会社は本当に前を見て進もうとしているのか!?”や“未来を見据えていないのではないか”という疑問を呈する声が出ているといいます。

 福永さんは数年前に営業に異動したものの、アナウンサーという仕事をあきらめきれずに地方へ出向することを決意したわけです。そんな中、定年を迎える2人を役員待遇にし残留させ、未来ある若手・中堅アナを他部署に飛ばしたことは、アナウンス部の若手を中心にかなり物議を醸しているようです」(前同)

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