■「不仲説」の木村拓哉への配慮以外にもある“合流へのハードル”

 6月16日発売の『週刊文春』(文藝春秋)によると、旧知の芸能関係者が「中居くんは合流しないのか」と尋ねたところ、I氏は「中居は“テレビの人”。うちに来てもねぇ……」と応じたという。一方の中居も、不仲説が取り沙汰されている木村拓哉(49)を排除する形となる「4対1の構図に見られることはイヤだ」と周囲に常々話していたとされる。

「木村さんへの配慮以外にもハードルがあるんです。それが中居さんとI氏の関係です。SMAP解散騒動が巻き起こった際、木村さんがいち早くジャニーズ残留を決めたといいますが、それはI氏と仲が悪かったからだとも言われました。ただ、SMAPがバリバリに活動していた時代は中居さんのほうがI氏と折り合いが悪かったといいますからね。

 SMAPのコンサート終演後には、記者を舞台裏に集めて取材会を行なうことが恒例になっていました。コンサートを終え、シャワーを浴びたばかりのメンバーをI氏が呼び込み、その日のライブについて語らせていたといいます。

 しかし、SMAP後期の頃には、稲垣さん、草なぎさん、香取さん、そして木村さんも必ずその場に来るのですが、中居さんだけは来なかったそうなんです。中居さんは、I氏の指示に従わなかったということですよね」(前出の芸能プロ関係者)

 SMAP5人での独立を選択せず、ジャニーズ残留を表明した木村がI氏の指示に従っていたというのも驚きだが、その当時から中居とI氏の間には深い溝があったということか。

「結局、中居さんも木村さんと同じようにジャニーズ事務所に残留しましたからね。SMAP解散時、I氏は“中居が何を考えているかわからない……”と漏らしたこともあったといいます。

『金スマ』が終了し、タレントとしての影響力が低下したとき、中居さんが新しい地図に合流するとも言われていますが、I氏との関係性を考えるとその可能性はないと、言う芸能関係者は多いですね……」(前同)

 木村含めたSMAPの再集結は、やはり夢物語なのだろうか――。

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