日テレ『イッテQ』にさらなる悪循環!海外ロケ再開も「コーヒー牛乳4800円」シャレにならない円安がもたらす「製作費地獄」の画像
※画像はイメージです

「海外ロケが復活して盛り返したかに思えたんですが……今度は海外ロケだからこその問題が発生してしまいました」

 そう制作会社関係者が頭を悩ませているのは、コロナ禍により20年5月から実に2年間海外ロケが行えずにピンチを迎えていたが、今年5月22日放送回から海外ロケが復活した『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のこと。

「国内ロケはどうしても場所が似たり寄ったりになるし、映像的な迫力も欠けてしまう。それだけに5月22日放送回でガンバレルーヤがアメリカのラスベガスに飛べたときは本当に盛り上がったんですが、予想外の方向で『イッテQ』がピンチを迎えているんです」(制作会社関係者)

 そのピンチとはー-?

「テレビ業界だけでなく日本全体が頭を抱えている円安問題です。7月3日放送回でANZEN漫才みやぞん(37)がカナダを訪れた際も、それがひしひしと感じられる場面がありました。

 PCR検査で3時間も使ってしまったため、食事は車に乗りながらハンバーガーで済ませることにしたんですが、ここで“予想外の出来事”として円安の話を始めたんです」(前同)

 みやぞんは「カナダに来る時は気を付けてください」と、手元にある普通の大きさのハンバーガーが約2000円もすることを報告。さらに、「これくらいみんなに奢ろうと」と軽い気持ちでコーヒー牛乳を8人分購入した結果、約4800円(1人600円)だと判明。「円安に気を付けてください」と、視聴者に呼びかけたのだ。

「思えば6月12日放送回でまかろにステーションギャビン(27)がアメリカへ飛んだ際もレンタカーがガソリン代など込みで1日500ドル(約6万5000円)もすること、やはりお昼のちょっとしたハンバーガーが6.75ドル(約880円)することを“円安もあって、物価はまぁまぁ高い”と紹介されていたり、5月22日放送回でガンバレルーヤがラスベガスに飛んだ際もギャンブル資金が“円安でカツカツ”とスタッフが発言していたり、ロケ中にいつもお金の心配をしている場面が出ていますね」(前同)

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