■「だから僕は『めちゃイケ』本当に全く面白くないですね、やってて」

「だから飯食ってて、わ~って食ったら、(矢部浩之が笛を鳴らして)ピピ~ッ“終了、中居さん終了ですわ~”。(スタッフが)“はいOK。ちょっとピッピ~の間、矢部ちょっと間がちょっと早いから、ちょっともう1回いきます。中居ちょっと食べるところ、ちょっと早いから”みたいな。何回もやるから、そんなの編集してくれよって」

 と一例として食事シーンのやり取りを解説。

「だから僕は『めちゃイケ』本当に全く面白くないですね、やってて」

 と、真顔で本音を吐露する場面があったのだ。

 ちなみに、当時ナインティナインの岡村隆史(52)は、誤解から中居に激怒して絶交状態になっていたといい、99年と02年の『日本一周』について、中居は「地獄だよね」、岡村は「プロとして仕事としてやるしかない」「あたかも仲良いかのように日本一周ずっとしていた」と19年11月放送の『金スマ』(TBS系)で明かしており、そういう意味でも大変な現場だったと思われる。

「『めちゃイケ』は、総監督の片岡飛鳥氏(57)の情熱が凄まじく、本当に打ち合わせが綿密すぎることで有名ですからね。最近では、6月29日におぎやはぎが元テレ東プロデューサー佐久間宣行氏(46)のYouTubeチャンネル『NOBROCK TV』に出演した際に、同様の話が出ていました」(前出の制作会社関係者)

 佐久間氏は千鳥ノブが初めて『めちゃイケ』に呼ばれた際に「いまのめちゃイケの歴史」をホワイトボードに書いて説明したことや、おぎやはぎは「打ち合わせが長くて有名。全部段取りが決まってる」「フリートークでも“多分こう来ると思うけど、こうなったらどうします?”とシミュレーションが始まる」という話をしている。

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