■三宅アナは制作サイドと「強い軋轢」!?

 今年11月で60歳となり、定年でフジテレビを退社するという話が流れていた三宅アナ。しかし、7月の人事で役員待遇のエグゼクティブアナウンサーに就任すること明らかとなり、定年延長で還暦を迎える今秋以降も『めざましテレビ』に継続出演すると見られていた。

「『めざましテレビ』の現在のMCは三宅アナと、まだ若い生田竜聖アナ(34)と井上清華アナ(27)。ベテランで安定感抜群の三宅アナが抜けてしまうと、緊急で大きなニュースが飛び込んできたり、未曾有の災害に見舞われた際は番組進行に不安があると言われていました。ですが、三宅アナが役員待遇となり、継続出演が可能になってスタッフも安心しているものと見られていた。

 ですが、実はそうではないというんです。三宅アナは頼るべき存在ではなく、むしろ、現在の『めざましテレビ』の“懸案事項”だという話なんです……」(前出のワイドショー関係者)

 アナウンサーキャリア40年に迫る三宅アナ。ミスのない原稿読み、緊急の対応力など文句のない実力で、2021年12月に『ORICON NEWS』が発表した「好きな男性アナウンサーランキング」でも10位にランクインした人気アナウンサーなのだが……。

「端的に言うと、三宅アナはめちゃくちゃエラそうに振る舞う、それが問題だといいます。実際、役員待遇になるわけでフジテレビ内で相当偉いわけですが、スタッフに対するあたりがとにかく強いと。ささいなミスでも声を荒げ叱責するそうです。

 三宅アナは放送事故がないように事前の準備を含め、厳しくやっているのでしょう。また、まだ若いスタッフ陣に仕事に対する甘さなども感じているのかもしれません。ですがとにかく怒ると。しかも、制作サイドから感じられるのは、三宅アナが、自らを含めアナウンサーの立場を守ろうとしていることだといいます。先輩として井上アナなどアナウンサー室の後輩を守りたいという気持ちは自然なものですが、それにより制作サイドとの軋轢が生じてしまっていると。

 そうした理由があり、制作サイドでは、三宅アナとは今後やっていきたくない、という声が多く出ているそうです。さらには、還暦の三宅アナに出続けてもらうことで番組の若返りが遅れる、という意見もあるといいます。

 そうした理由から、役員待遇となり定年延長となると見られる三宅アナですが、現状、“『めざましテレビ』MCの続投”の件は白紙だというんです。もう秋の改編まで時間がないので、10月は続投となるのかもしれませんが、年内いっぱいや来春での“卒業”は濃厚だという話ですね……」(前同)

 ベテランアナにささやかれる“肩たたき”話。果たして、三宅アナとフジテレビの1日を牽引する『めざましテレビ』の今後は!?

  1. 1
  2. 2
  3. 3