■実はSMAPに近い状態だった男闘呼組

 若いころの木村については「勝手に髪を染めたまま光GENJIのバックダンサーに出ようとしたらジャニー喜多川氏に“YOU最悪だよ!”と激怒され、黒いスプレーで当日無理やり染められた」という有名なヤンチャエピソードがあるが、その原因も実は岡本。

「“拓哉のことで相談があるって”事務所に呼び出されて、“拓哉があなたの真似をして髪を伸ばしたり、メッシュを入れたり、ピアスしたり、悪い影響を受けてるから、あなたからやめなさいって言って”って(笑)。え、俺が言えばやめるの? っていうか、俺、そんなダメ? って(笑)」

 と、岡本は19年に木村のラジオ『木村拓哉Flow supported byGYAO!』(TOKYO FM)にて明かしている。「いま、とにかく好きなこと全部やれ! (髪を)伸ばしたかったら、膝まで伸ばせ!」というアドバイスも90年代当時に送っていたそうだ。

「ジャニーズは良くも悪くも体育会系で上下関係がかなり厳しかったそうですが、男闘呼組はSMAPに優しかった。たとえば、稲垣吾郎さん(48)は、当時の人気番組『ザ・ベストテン』(TBS系)に男闘呼組が初出場した夜、ビデオに録画しておいた自分たちの映像をチェックしていた際、応接室で寝ていた稲垣さんのため、小さな音量にしてテレビを見ていた、という話をしていましたね」(専門誌記者)

 中居も今回の男闘呼組復活には公式サイト『のんびりなかい』を更新し、

「ね~、最高だったでしょ~。久しぶりに、ピリッとする様な同窓会の様な、私にとっていい時間でした」「エンタメっていいですね~! ほら~、超シブでしょ、エグいっしょ、イケオジでしょ~。本物のやつ~!」

 と、復活を喜んでいる。

「考えてみると、契約形態こそ専属とエージェントの相違はありますが“1人だけジャニーズに残っていて、残りが他事務所”“唐突の活動休止(解散)”という点では、SMAPと同じなんですよね。

 こうした復活劇を見ると、男闘呼組を慕っていたSMAPにも影響があり、確執があるといいうウワサもある木村さんと中居さんそして新しい地図のメンバーが歩み寄るきっかけになればな、と思わずにはいられません」(前同)

 いつの日か、SMAPも復活してくれればいいのだが……。

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