■イモト「自分を後回しにして、皆のことを気遣う、素晴らしいリーダーです」

 上田の「(先輩と食べるとき)店、選ぶの困ったりしない?」という問いかけがキッカケで、いとうは大久保と松任谷由実(68)の3人で食事に行ったエピソードを展開。松任谷の「あなたたちが普段行ってるところを見てみたい」というリクエストに対して、5個くらいお店の名前と料理の写真を見せて「個室ではないけど、ついたてあります」などなど「いっぱい書いて送った」ところ、

「お店の名前の響きがステキだからここにする」

 という返事が来て「華やかだったね!」と語ったところ、スタジオは「さすがユーミン!」「おしゃれ!」と大いに盛り上がったのだ。

「着地のさせ方が絶妙です。ちゃんと面白トークにしつつも、主役であるユーミンを素敵な人柄の人物として持ち上げる。よく“ヨゴレ芸人寄りの芸風なのに、どこか品の良さがある”と評されることが多いいとうさんですが、まさにこういう部分ですよね。

『イッテQ』では、番組の看板タレントであるイモトアヤコさん(36)が尊敬しているという話も聞いています」(前出の関係者)

 イモトは20年11月に『ミモレ』の対談企画でいとうついてこう話している。

《私は正直、TVだからと自分というキャラクターを『演じる』こともあるんですが、あさこさんは一切それがないんです。そして、私が知る限り、全現場でまわりのいろいろなことにいち早く気づいて、そこにいる人全員に気を遣ってる。自分を後回しにして、皆のことを気遣う、素晴らしいリーダーです》

 コロナ禍はまだ続くが海外ロケが復活し勢いを取り戻しつつある『イッテQ』。これからもいとうには、女芸人軍団を引っ張ってほしいー-。

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