現局長・ダウンタウン松本人志も青ざめる?「幽霊はいない、というのがテレビです!」伝説の芸人・上岡龍太郎が激怒した『探偵ナイトスクープ』大トラブル回がいま再注目されるワケの画像
ダウンタウン・松本人志

 日本列島に激震が走った、7月8日の安倍晋三元首相(享年67)の暗殺事件。現行犯逮捕された山上徹也容疑者(41)は一貫して動機を安倍元首相個人ではなく「宗教団体への恨み」としており、容疑者の母が入信していた宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題点や政治家との接点などが取り沙汰され、いまだに世間を騒がせ続けている。

「もともと朝鮮半島のキリスト教の土壌から誕生した宗教で、現在は韓国、日本、米国、ウクライナなどに拠点が存在しています。日本では特に80年代に教団のやり方を“霊感商法”と『週刊文春』(文藝春秋)や『朝日新聞』が特に強く批判してきました」(専門誌記者)

「霊感商法」については7月18日の『AERA dot.』にて元信者の金沢大学教授が、

「布教では“先祖の霊がこういう罪をおかし、あなたもそれを負っている。私たちが知る教義によると、家族関係でこういう問題が起こることが多いんですが、心当たりありませんか”と上手く聞き出していく。霊感商法でたくさん売れる人、幹部に出世していく人は聞き上手です」

 と実例をコメントしている。

「こうした背景や元首相暗殺事件の遠因ということもあり、改めて“霊感商法”という言葉が再注目されているわけですが、同時にSNSでは現在はダウンタウン松本人志さん(58)が“局長”をしている『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)で“初代局長”だった上岡龍太郎さん(80)の伝説の“激怒事件”が、改めて再注目されています」(前同)

 SNSでは、

《テレビでトンデモを全否定していた上岡龍太郎の存在は大きかった。》《30年ぐらい前に上岡龍太郎が言うてたヤツや……》《今になって統一教会の政治への関わりが取り沙汰されてきたが、昔上岡龍太郎がしょっちゅう放送禁止にさせたトークは、もしかしたら統一教会の事かなり言ってたのかもしれないな》

 という声が多くみられた。とりわけ思い起こされるのは、94年4月29日に放送していた『探偵!ナイトスクープ』の一幕だ。

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