■フジの月9『競争の番人』を上回るスタートの『魔法のリノベ』
視聴者のツイッター上での反響は「テンポがいいので見飽きないし、適度に脇がわちゃわちゃしててストレスないし、なによりエンディングにリノベ後のお家が出てきて、その後の生活が見られるのほんとすてき。なんか涙出そうになった。緩急がとても良き」などと好評。
さらに、「間宮祥太朗さんてどんな役やってもピッタリはまってスゴい！『ナンバＭＧ５』も良かったけど、今回のパッとしない営業さん役も良いです！」など、前期放送で好評だった『ナンバＭＧ５』（同局系）のヤンキー役など、間宮が演じる役柄の幅の広さを称賛する声も多かった。
また、原作ファンは「原作の要素を入れつつも、登場人物をキャラ変したり、けっこう大胆に変えているという印象。原作と比較するより、これはこれで楽しむ方が良さそう。テンポの良さとか、ドラマとしての面白みはかなりある」など、原作の改変を好意的に受け入れているようだ。
さらに、原作者の星崎氏も、自身のツイッター上で「自分が考え抜いて書いたセリフを人の言葉として耳で聞くのが感慨深かったです」とコメントするなど、ドラマ版を気に入っている様子。劇中のシーンを漫画化し、台本には書かれていなかったという、間宮の繊細な演技の解説までしていた。
視聴率では同日放送の月９ドラマ『競争の番人』の第２話に１.５ポイントの差を付けられたが、見逃し配信サービス「ＴＶｅｒ」のドラマ部門では、『競争の番人』を上回って１位になっている。今後、ネット上での口コミで評判が拡散されれば、今期１番の注目ドラマになりそうだ。（ドラマライター／ヤマカワ）
