■ワイドショーのコメンテーターは「地獄の仕事」

 中田は元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(46)のYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に7月20日にアップされた動画「【ガチトーク】「オリラジ中田とテレビ 天国と地獄」後編」に登場。

 これまで「地獄だった仕事」として「ワイドショーの辛口コメント」を挙げ、「最悪の記憶」だと振り返った。

 中田は2015年スタートの朝の情報番組『ビビット』(TBS系)で2018年までコメンテーターを務めていたが、オファーが来た当初は「若造が生意気行ってるみたいになりませんか?」と及び腰だったものの、他の曜日には尊敬している千原ジュニア(48)も出演するということを聞かされたため引き受けることになったという。

 中田は「(コメンテーターを)やってみてわかったのは、激ムズ!」とし、最初のうちは当たり障りないことを言っていたようだ。1年間はそのような状態が続いたものの、『ビビット』にテリー伊藤(72)も出演するようになり、番組側も過激な発言がウリのテリーばかりにコメントを求めるようになってしまった。

 これに危機感を抱くとともに、仕事をしているコメンテーターは辛口だということを学んだ中田は「火力上げてみるか」と“辛口コメンテーター”になることを決意。その一発目のニュースがベッキー(38)の不倫ネタだったという。

※佐久間宣行氏の公式YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』より

■ベッキーの“文春砲”がオリラジ中田のコメンテーター人生のターニングポイント

 謝罪会見を行なったベッキーに中田は「あざとい」とコメント。これに「よく言った!」とネットが沸き、ネットニュースにもガンガン取り上げられることに。番組スタッフからも「どんどんいっちゃってください」とお墨付きをもらい、誰彼構わず斬るようなコメンテーターになっていたと振り返った。

「中田さんは最終的には、“あれ、これは大切なもんを失ってんじゃねぇか?”という気持ちになったと。そして今でもベッキーさんに負い目を感じているといいますからね。ただ、“辛口コメンテーターでいく”と決意してからは、テリーさんではなく中田さんに話題が振られることが多くなったと語っています」(前出の制作会社関係者)

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