■実は大物ぞろいだったキンキのバックダンサーたち

 当時『硝子の少年』などKinKi Kidsのバックダンサーをしていて、その後デビューしたのは、タッキー&翼NEWSを経由してソロになった山下智久(37)。「テレビに出づらい状況」とは、そういうことだろう。

 なお、嵐の大野智(41)は97年8月から京都での仕事『ジャニーズ・ファンタジーKYO TO KYO』を拠点に活動していた都合上、他の嵐メンバーに比べ、KinKiのバックダンサー経験は少なかったことで知られている。

「デビュー組では、今井翼さん(40)と山下さんはジャニーズを辞めているし、滝沢さんに至っては19年にジャニーズ事務所副社長になったのを機に、テレビ出演はおろかバラエティ番組などで顔写真すら極力出さないくらい徹底して引退していて、表舞台に出ることはあり得ない。

 嵐については、メンバーそれぞれが多忙なことにくわえ、大野さんが活動休止中です。大野さん自身が出演できないだけでなく、嵐は大野さんの不在を感じさせない配慮で共演はメンバー2人まで”というルールを設けていること21年1月に『女性自身』(光文社)が報じています。そのため、嵐も出演が叶わなかったのでしょう。

 ちなみに嵐は、15年にV6の20周年を祝して、ツアーライブでJr.時代から実に16年ぶりのバックダンサーをしたこともありました。嵐が活動休止してなかったら、今回の『硝子の少年』でもそれが見れた可能性があったと思うと、残念ですね」(前出の専門誌記者)

 SNSでは、

《なんで嵐は「硝子の少年」のバックに呼ばれてないねん…!!!!!って思ってたけど、まさかのキムタク先輩に「ちょっとテレビに出づらい状況」って言われてるし(笑)、おそらくオファーは来たんだろうと思うと残念無念すぎるけど、ちゃんと貫いてるんだなあ。》《当時のバックについてた人たち出づらい状況には笑った。確かにほとんど出れないもんね😂副社長になったタッキーがバックもアリだったよ!笑》《タッキーはもう表舞台に出ることはないと決めているみたいだけど、こういう場があるとタッキーにも出て欲しかったなぁと思う》

 と、今回のバックダンサー発言は大いに盛り上がった。

 そのほかにも、歌唱後に木村が「Jr.は電池の入ったマイクが持てない」という発言をしたことから、

《デビュー組でマイクの電池入ってないのって中居くんじゃね?www》《電池が入ってないマイクの話は中居くんなのよな。エモ。共演してよ》《マイクに電池、、、???中居正広?》

 と、SMAP時代に音痴キャラと合わせて「マイクの電源」が鉄板ネタだった中居正広(49)を思い出す声も多かった。

 出演が叶わずとも、多くの反響があった“タッキー”や嵐の大野。現役以上の存在感を見せてくれたかもしれないー-。

  1. 1
  2. 2
  3. 3