■メリー喜多川氏は「キンキも来年終わる」と周囲に

 2021年2月の東京スポーツでは一面を割いて、剛とジャニーズ事務所の契約更新月が6月で、新たに契約を結ぶことなく円満退所するのではないかと報道。

 同年5月の記事でも、剛が自身の誕生日である4月10日にインスタグラムを開設したこと、また、光一が同6月にソロアルバムをリリースし、同20日からソロコンサートツアーを行なうことについて触れ、剛の退所が近いのではないか、とも伝えていた。

 前出の芸能プロ関係者が話す。

「ジャニーズ事務所名誉会長だったメリー喜多川氏(享年93)が、存命時の2020年末に“キンキも来年終わる”とごく近い芸能関係者に語っていたという話もありましたからね。

 また、報道などではアーティスト志向の強い剛さんが退所し、後輩グループのコンサートや舞台演出も手掛ける光一さんが事務所に残留するという見方が強いですが、決してそれだけではないというんです。

 光一さんも、昔から周囲に“もう事務所を辞める”と何度も漏らしていたといいますからね。ただ、辞めることは簡単ではないですし、実際辞めはしなかった。だから周囲も“口だけでは”と見ていた。それでもたびたび愚痴っぽく“辞める”と言っていたのは間違いないところだといいます」

 一方の剛はジャニー喜多川氏(享年87)がいたからこそ、ジャニーズ事務所に残っていたタレントの筆頭だと言われてきた。

■光一と剛から「解散説&不仲説」への“アンサー”

「ジャニー氏が亡くなった直後から、やはり剛さんの退所説が増えた印象もありますよね。

 そして、ファンの間にも実は“それぞれソロでやってほしい”という声もあるんです。キンキのコンサートでは、剛さんのソロコーナーが始まると光一さんファンはトイレに、光一さんのソロコーナーが始まると剛さんファンがトイレに行くという現象もみられ、ファンにも温度差がありますからね。

 2人は今、かなり精力的に活動していますが、それはやはり“25周年だから”という気持ちが強いのではないか、という懸念も関係者の間にはあるようです。ただ、万が一どちらかが辞める、解散となってもジャニーズ事務所と決別しての退所というわけではなく、中居さんやTOKIOのように、良好な関係のままの独立やのれん分けのような形になると見られています」(前同)

 3月17日発売の『女性セブン』(小学館)のインタビューでは、キンキの2人が解散説や不仲説への“アンサー”のようなコメントをしていた。

 光一は「2人の関係性について、いろいろな妄想や想像で創り上げている人もいるだろうけど、それもまた自由なので、好きにしていただければ(笑)」と語った。

 剛も「なんとなくイメージだけで2人は仲が悪いという答えを導き出して、それが正解みたいな感覚になっていたり。ぼくらがやめる、やめないなんて噂話も出たりするけど、みなさん、そうやって楽しんでるのかなって(笑)」と東スポの記事をなぞるように話した。

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