■“元凶”東出昌大は「事務所クビ、仕事ナシ、金欠」の三重苦

 女性陣が前を向いて進むなか、“世紀のゲス不倫”のある意味“主役”、東出昌大はいまだ苦しんでいる。

「東出は、前所属事務所が億単位ともいわれる賠償金を肩代わりしてくれ、不倫発覚後も敏腕女性社長を中心にスタッフが東奔西走、イメージが地に落ちてしまった彼の仕事をなんとか取ってきていたといいます。スポンサーのいる地上波ドラマは出演不可能でしたが、映画や配信作品、そして舞台など新規の仕事も用意されるなど、俳優業が再び軌道に乗るのを地道に支えてもらっていた。

 ですが、彼の裏切りによって、事務所との関係は崩壊。今年2月に契約解除となり、現在は不倫発覚直後よりも厳しい状況にあるといいますね」(前出の夕刊紙デスク)

 東出は、2023年1月の公開が決定した主演映画『とべない風船』のロケ地、広島県呉の宿泊先のホテルに、当時交際していた“ライバー”の彼女を東京から呼び寄せ、3泊もさせていたことを2021年10月の『週刊文春』ですっぱ抜かれていた。

 報道直後、所属事務所は、東出に対しての怒りを感じさせるコメントをしていたが、大きな動きはなし。しかし、それから約4か月後の2022年2月14日付で契約解除に至った。当時、事務所の社長は〈昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました。その時私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした〉という異例の声明を発表していた。

「東出は、事実上のクビになった直後は、“これでうるさく言われずにすむ”と強気だったとも報じられましたが、現実は厳しかった。結局、新規の仕事が取れず、“営業電話”をかけまくっていたそうです。それも、どう考えてもNGだと思われる、元妻・杏の父である渡辺謙(62)が所属する事務所関係者にまで連絡するほどだった。

 芸能界からも大ブーイングが出たという、杏との間の子どもの養育費を1人につき月額1万円という提示からもわかるように、金銭的には超カツカツ。舞台稽古の現場には水筒を持参し、移動も基本的には電車。車移動の際も、実家が所有するというかなりボコボコの車を自ら運転しているといい、その様子が写真誌にも撮られていますよね」(前同)

 杏は家族とのフランス移住の準備を着々と進め、再婚にも前向きになっているという。唐田は犯した過ちを反省し、禊の期間を終え、現在は女優として心機一転、真摯に役作りと撮影に取り組んでいる。

「そんななか、東出は……となってしまいますよね。唐田との不倫発覚後も、厚く支えてくれた女性社長がいる所属事務所を豪快に裏切り、彼女を広島まで呼び寄せた――これが致命傷となったわけですが、それで現在の厳しい状況があるわけです。

 7月26日には、その“同伴愛”があった来年公開の映画『とべない風船』の試写会、舞台挨拶があったのですが、それを報じたニュースに対しても、厳しい声が上がってしまっていますね。“身から出たサビ”なんでしょうが、“事務所クビ、仕事ナシ、金欠”、東出は今、試練の三重苦のときを過ごしているんでしょうね……」(同)

 たくましい女性陣に負けず、東出も素晴らしい演技で輝かしい未来を切り開いてほしい!

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