■『ユニコーンに乗って』はTVerの「お気に入り登録」とオリコン「ドラマ満足度」で1位獲得の二冠を達成!

『ユニコーンに乗って』は永野演じるヒロイン・成川佐奈が教育系のIT企業「ドリームポニー」のCEOとして経営に悪戦苦闘する一方で、杉野遥亮(26)演じる共同経営者の須崎功が佐奈に片思いするなど、仕事と恋愛が両輪で描かれるドラマだ。

「実は、『ユニコーンに乗って』のTVerのお気に入り登録数は、60万越えとブッチギリで1位なんです。そしてオリコンのドラマ満足度ランキングでも『競争の番人』と並んで1位を獲得しているんです。

『ユニコーンに乗って』の7月19日放送の第3話は、世帯視聴率が7.9%、コア視聴率が2.8%だったんですが、7月26日放送の第4話の世帯視聴率は8.2%、コア視聴率が3.4%と上昇傾向にあり、コア視聴率だけで見れば杏さんと坂口さんの『競争の番人』をすでに上回っていて、ここからさらに視聴率が爆上がりするポテンシャルもあるんです」(前出の制作会社関係者)

 ドラマライターの板橋六郎氏は、『ユニコーンに乗って』の魅力について、以下のように語る。

「永野さん演じるヒロイン・成川佐奈の可愛さが爆発しているのもそうですが、ドラマ全体を引き締めているのが西島秀俊さんと広末涼子さんの存在感です。

 西島さん演じる小鳥智志は、若いメンバーばかりのスタートアップ企業・ドリームポニーの社員に最初はバカにされていました。西島さんといえば、第94回米アカデミー賞で国際長編映画賞を取得した『ドライブ・マイ・カー』で主演を務めていて、今後さらに国際的な舞台で評価を得そうな名俳優ですよね。そんな彼が、バカにされるような姿、役柄を演じるのはあまり見たことがないですよね」

 西島が演じる小鳥は、長年勤めた銀行を早期退職。ひょんなことから永野演じる成川佐奈がCEOを務める「ドリームポニー」に再就職を果たすも、連絡ツールが使えないなど、あまりのITオンチぶりを若者たちからバカにされ、仕事もまわしてもらえないほど呆れられてしまう。

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