7億円とも言われる“投資トラブル”の渦中にあるお笑いコンビ・TKOの木本武宏(51)が8月1日夜、個人事務所を通じて「お詫び」と題した文書を発表した。
木本は「この度は大変お騒がせして申し訳ございません。また関係者に皆さまには大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。改めてお詫びいたします」と謝罪し、「この騒動が明るみに出て、2022年7月23日に、松竹芸能を退所させていただきました」と報告した。
木本は、外国為替証拠金取引(FX)と不動産を巡るトラブルがあったなどとし、資金を預けた無登録業者と、弁護士を通じて返金交渉をしているという。
文書によると、FX投資の業者A氏と不動産投資の業者B氏から返金計画が示され、不動産に関しては解決の方向が見えてきたものの、FXに関する計画は「納得いくものではなく、刑事告訴を視野に動いている」とし、預けた金額や業者に紹介した人物については「一切お答えできません」と表明している。
■5時間インタビューで全貌が明らかに
文書に先駆け、木本は8月1日配信の『NEWSポストセブン』の5時間以上にわたる独占インタビューに応じ、トラブルの全貌を語った。
トータルの損額は7億円以上とする報道もあるが、A氏とB氏に渡った額は“6億円強”。一部は返金があったものの、いまだに3億円以上が使途不明のままだという。
「自称トレーダーでFXの運用を任せていたA氏はそもそも資金を運用していた記録もなく、取引の実態すらなかったといいます。その後、傷心の木本さんに近づいてきた会社経営者のB氏も“僕の知り合いにすごい会長がいて、その人しか触れない土地というのがある”という言葉で、木本さんを不動産投資に誘ったということです。
このように、通常では考えられないような話に乗っかり、周囲を巻き込んで大金を失ってしまった。A氏絡みでお金を失ったことで冷静な判断ができなくなったこと、仲間のお金を預かっていることへのプレッシャーと責任感から、木本さんは今回の大変な事態を招いてしまったと言えそうです」(ワイドショー関係者)