■TKO木本がチラつかせた「事務所への不満」

 騒動が明らかになった際、木本は自ら松竹芸能に「辞めます」と申し出たというが、松竹サイドは「ちょっと待て」と引き留め、解決策を話し合おうとしたという。

 木本は「事務所はクビだとは言いません。むしろ、どうやったら少しでもマシな状態に持って行けるかというのを考えてくれました」と明かし、「僕は松竹芸能が大好きです」と事務所に感謝を述べている。

「木本さんはそう言ってますが、違う話も聞こえてきていますね。事務所が守ろうとしても守れなかった理由……。

 そして木本さん自身も『NEWSポストセブン』のインタビューのなかで、事務所にチクリと苦言を呈する場面もありました。事務所が事態を察知したのは6月頃。バラエティ番組の収録中に芸人同士のトークがきっかけで、業界中に噂が広がったといいますが、木本さんはもっと早い段階で事務所に相談していたそうです。インタビュー記事のなかでも<事務所にはこの件をもっと前から相談していたので、困惑もありました>とあります。

 しかし、当初は大事にとらえられることはなく、後に前述の番組でのことで事務所の上層部の耳にも入り、深刻な事態だということが明らかになり、木本さんの事情聴取が行なわれ、次々と番組を降板。結果的に事務所を退所することになったといいます」(前出のワイドショー関係者)

 相方の木下隆行(50)の“ペットボトル事件”に続き、木本の騒動でも大揺れの松竹芸能だが、別の芸人の言動でも揺れているという。

 お笑いプロ関係者は「相変わらずみなみかわさん(39)の事務所批判が止まらないんです」と漏らす。

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