■和田アキ子との「不仲」説も双方が否定した

 今回共演した和田との間にも、因縁があった。94年の『NHK紅白歌合戦』で上沼が紅組司会を務めた際に「“ベテラン歌手”がわざと聞こえるように“誰やねん、上沼恵美子って! 紅組の司会の格が下がるわ”と吐き捨てた」という、直近の『行列』を筆頭に上沼自身がよく話す体験談が「和田アキ子のことではないか?」と疑惑が出たのだ。

 長らく週刊誌やネットで噂され続けていた話だったが、『アッコと恵美子』では、和田が「バトルとか言われたり……したことないのにね」と話すと上沼も「バトルはびっくりしました」と返しており、不仲説を双方が明確に否定する形となった。

「これで関東圏の局も上沼を使いやすくなった可能性がありますよね。『行列』で明かしたところによると例の失礼なベテラン歌手は、翌95年の『紅白』では手のひらを返して“いや~今年も頑張ってね。お待ちしてたわ”と肩をもんだそうですが、その人も気が気でないでしょうね」(前出の専門誌記者)

 キングコング梶原雄太(41)にも、大変かもしれない、という声もある。

「梶原さんは、上沼さんの“あなたはスターにならないといけないよ”という言葉に感銘を受けたことや『快傑えみちゃんねる』に15年から20年6月まで出演していたことなど、師弟に近い関係だったことで有名ですが、『えみちゃんえる』を突如降板したことで関係悪化が報じられ、続けざまにラジオ『こころ晴天』からも降板していますからね」(前同)

■カジサックは関係の悪化を否定しているが…

 これについては、今年1月23日公開のオリエンタルラジオ中田敦彦との対談YouTube動画『上沼恵美子さんとは、何があったんですか【心の師弟対談 カジサック編②】』にて「ただ、俺はずっと言っているのは、上沼恵美子さんが大好きだし、死ぬまで尊敬しているし、大恩人。俺はもう俺はずっと胸に思っている」「(YouTubeコラボは)もしもタイミングがあるんだったら、いつでもご一緒したい」と関係の悪化は否定しつつも、

「それを話した結果、誰かが傷付くことは絶対嫌なのよ。それが絶対嫌だから、これは語らないのよ

「例えば誰かがリークしましたと。『実はこうやったみたいですよ』と。それがニュースになりました、それが真実ではなかった場合とか。(自分が詳しく言及するとすれば)それぐらいじゃないかな。それ以外は俺はもう言わない。それはなぜかと言うと、絶対に誰かが傷付くから」

 とも話していたのだ。

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