■「おれ、今年木村のアルバムの詞を書いたんですよ」

 さんまは、今年1月発売の木村の2ndアルバム『Next Destination』の収録曲『Born ready』の作詞にも携わっていた。この件を「おれ、今年木村のアルバムの詞を書いたんですよ」と話すさんまに対し「はい」と相槌を打つと、

「いっぱい歌詞余ってるんですよ。それあげようか?」

「いや、慎吾ちゃん、余りの方がええ時もあるぞ?そう思うたんや。向こうがチョイスした詞より、余ってる詞の方がええのがあると思うわ」

 とアピールして「あの……余りでもいいですよ?」と香取が返し、2人で大笑いするシーンがあったのだ。「はい!」と相槌を打つ声のトーンは、いかにも「知ってますよ!」という感じの明るいノリだったため、

《..絶対に木村拓哉のアルバムのことは完全に把握してる香取慎吾に5億票...!》《さんまさんが香取くんの前で木村くんのアルバムの話を…!ありがとうございます 香取くんが「はい!」って大きい声で返事してるの良いな…》《香取慎吾さんにさんまさんが木村拓哉さんの話してるこんな話さんまさんしか出来ないよ》

 と、SNSは大いに盛り上がった。

■香取を信頼してキラーパスを出した

「くわえて、この話に限らず、今回はさんまさんも香取さんもSMAPに関する話が多く、そういう点でもファンを喜ばせていました。23年の解散が決まっているBiSHも出演していたことから、さんまさんが、かなり際どい質問もしていましたね」(前出の専門誌記者)

 たとえば香取はソロ歌手になってから「1人で歌い続ける大変さ」を実感した話をしたのだが、

「サビ以外1行とかしか歌ってないんで。それが1人になるとずっと歌うんですよ」

「ライブとかやると、2時間とかずっと歌うんですよ。グループだと1曲の中でも歌ってない部分があるし」

「ずっとグループだったんで分かってなかったです」

 という話を香取がしみじみと語った。

 また、BiSHのモモコグミカンパニーが「解散が決まった後はどのように過ごすのが正解ですか?」と共演者たちに聞くとすかさずさんまが「これはね、慎吾ちゃんしか答えられない」と回し、

「僕のステージに来てくれたりして、後々その解散発表してからドキュメンタリーみたいの見たらちょうどその時期だったみたいで。話し合ってる時が。だから何か様子が変でした」「だけど感じたけどね、流石に解散までは分かんなかったですね」

 と微妙に話題を変えつつ、オチを付ける場面もあった。

「こういう際どい話題を振っているのを見ると、さんまさんは木村さんだけでなく、香取さんもトークの腕を信用しているのがよく分かります。15年の『さんま&SMAP!』(日本テレビ系)を最後に、共演せずともずっとお中元を贈り続けていた義理堅さも今回笑いに繋げていたし、いずれ、さんまさんを介して香取さんが木村さんと再会する日も来るかもしれませんね」(前同)

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