■木下優樹菜との泥沼バトルにも賛否両論の意見

「淳にダメージはなさそうだ、という声もある一方で、自身でも詐欺行為をしていたことを認めている東谷氏と深い関係にあったことや、淳の立ち回り自体にも批判が集まっています。その一例が、木下優樹菜(34)との舌戦ですね。

 7月14日に淳が、木下さんに『セカンドチャンス』企画の出演を断られたことを、一方的にYouTubeの生配信で話したのが発端です」(前出の夕刊紙デスク)

 木下は淳の発言を受けて、7月15日に自身のYouTube「ゆきちゃんねる」に動画を公開。

 木下によると、今年の1月ごろに淳が木下に「焚き火を囲って過去を語る」という対談動画に出演することを依頼し、木下はそれを承諾。3月ごろに淳サイドが木下に「ドロップアウト系の人との対談企画があって、コラボはどうですか」と打診したところ、木下は「そういう話があれば、声をかけてほしい」と返信したという。

 その後、5月になって淳から木下に提示されたのは「セカンドチャンス」という企画。2016年に覚せい剤と大麻所持の疑いで逮捕された高知東生(57)や、2007年に都内の工場で銅線を窃盗し警備員へ暴行をしたとして懲役5年6か月の実刑を受けた後藤祐樹(36)との並びで、3本目の動画に出演しないか、という打診だったという。木下はスタッフたちと相談の末、「コンセプトに合わない」という理由でオファーを断ったのだが……。

「木下はオファーを断った経緯を説明したんですが、淳はこの木下の動画にかぶせて“断り方が失礼だった”と7月21日の生配信で攻撃。泥沼バトルになりました。こうした行動に対して、ファンからも“ロンブーの淳さんが配信で関係ない視聴者に晒すのも間違ってると思う”、“田村淳もおとなげないな。仕事断られたことわざわざ暴露しなくてよくない?”といった賛否両論の意見がSNS上に多く投稿されています」(前同)

 淳は近年はコメンテーターとして活動したり、オンラインサロンを開いたり、社会問題についてのご意見番的な存在として、テレビとは異なるクリーンで、落ち着いたパブリックイメージを作り上げてきた。

「淳さんは、長年にわたって政界進出の噂が報じられてきましたよね。淳さん本人も、2021年6月の『あちこちオードリー』で、オードリー若林正恭に対して“政治家はいつかやりたい”と語っています。ところが、ここにきて著書で淳さんが“ガーシー”という存在を生んだきっかけであったことや、女性遍歴などが明らかになってしまった。初手の“友だち宣言”で防いだはずの暴露が、思わぬ形で噴出した形になってしまったわけです。淳さんにとっては予想外だと思いますよ」(前同)

 政界進出を含めた、今後の淳の去就に影響を与えそうな今回のガーシー本。はたして事態はどう動くのかーー。

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