■３組が脱落し、その正体が明らかに
各キャラがパフォーマンスを披露し、予想のヒントとしてくっきー！（４６）による似顔絵が紹介されるなど、新しい演出も加えられたなか、エピソード１の最後で最初にマスクを脱いだのは「ベンケイ」で、正体はＥＸＩＬＥの『Ｒｉｓｉｎｇ Ｓｕｎ』を歌った関口メンディー（３１）だった。
エピソード２にはパネリストに、シーズン１で「ローズ」を演じた水野美紀が参加。「ナイト」「クレープ」「スパイダー」「ヒーロー」「タコプリ」というキャラが登場し、「スパイダー」がマスクを脱いだ。その正体は、元バドミントン選手の潮田玲子（３８）だった。
エピソード３はこれまで出てきたキャラが再登場。パネリストが「星野源と新垣結衣」「辻希美と杉浦太陽」「ぺこ＆りゅうちぇる」「かつみ さゆり」と予想する中、２人組の「ツインスター」がマスクを脱いだが、その正体はチャンネル登録者２２０万人を誇る人気カップルＹｏｕＴｕｂｅｒのヴァンゆんだった。
ネット上では、シンガーたちが誰なのか、素直に予想を楽しむ声もあったが、「いや、マジでマスクを取った時に「は？」ってなる人にはオファーしないで欲しいなあ」「ツインスターの正体でイライラしてる僕は器が小さいのでしょうか？ 知らない僕が少数派なんでしょうか？ 誰？って方が大半なのでは？」「ツインスターの正体について え、あの人なの！？ってギャップがおもしろいのに、素人出すなよ」などの声も上がっていた。
「大泉洋が“Ｔａｋｅ ｉｔ ｏｆｆ”はなくなりました、とは言ってたものの、アメリカっぽいノリは相変わらず。初見のキャラクターに、いきなりＰｅｒｆｕｍｅが『かっこいい～』と声を上げるなど、無理した演出が目につきます。シーズン１で一番最初にマスクを脱いだ尾上右近に、正直、“え、誰？”となって腰が抜け、峯岸みなみや武尊や吉田沙保里も、たしかにあるジャンルではトップだと思いますが、全体的な知名度としては微妙。その感じはシーズン２も同じで、潮田玲子、ヴァンゆんが出てきて、騒いで感動する観客には、違和感しか感じません」（番組構成作家）
「衣装、セット、ＣＧなど演出面には多額の費用をかけ、面白そうな雰囲気だけは伝わってきますが、誰かわからないシンガーが歌って踊ったところで感動はできないでしょう。覆面シンガーの正体を推測したところで、結果として出てくる芸能人が微妙な人選。シーズン１で優勝したのが、土屋アンナですから……。企画の構造上、誰もが知っているスーパースターでないと、成立しないでしょう。海外版のキャスティングとは、なにか大きなズレがあるような気がします」（芸能ライター）
ＴＶで大々的にＣＭを流すなど、大量の広告を流しているが、シーズン２も「スベった」結果で終わりそう？
