■連ドラは難しいが…

 最後は、20年10月に、乗用車を運転中にバイクに衝突し、ひき逃げの疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎(25)。不起訴処分となり、昨年6月に活動を再開している。

「今年6月には、主演を務めた映画『冬薔薇』が公開されました。映画製作と配給を担う木下グループが、彼のバックアップをしているそうです。連ドラは難しいでしょうが、これからも映画への出演は続くでしょう。それ以外にも、ファンクラブも作っており、うまくやっている印象です」(前出の谷氏)

 一度、地獄を見た芸能人たち。ここから天国へとはい上がれるか、まさに、彼らの「人間力」が試されている。

■宮迫プロデュース『牛宮城』に潜入!

 宮迫が経営することで話題になった焼肉店の様子を調べに、本誌記者が実食リポートを敢行。インターネット上で予約をすると、「焼肉」か「すき焼き」かを選ぶことになる。今回は、焼肉席の予約が取れなかったため、すき焼きを選択。一番安いコース(4980円)を予約した。

 平日の夕方5時半に店に行くと、早い時間にもかかわらず、ほぼ満席。席と席は十分離れており、ゆったり会話も楽しめる造りだ。コースは、キムチナムル6種、野菜8種、交雑牛サーロイン、うどん、デザート。交雑牛というのは、違う品種同士を掛け合わせて作った“雑種”だとか。食べる前は肉質など不安だったが、食べてみると、その柔らかさにビックリ。臭みなどもなく、黒毛和牛と言われれば特に疑うこともない味。1枚1枚のカットも大きく、ボリューム満点。食べきるのがやっとなほどだった。隣の席の若い女性客2人組も「お肉はもう少し少なくていいね」と話していた。一番安いコースでも飲み物を合わせると2人で約1万2000円だったが、費用対効果はまずまずか。

 残念な点は、接客を簡素化するため、一度にすべての料理が提供されること。〆のうどんが固まってしまうのだ。これだけは後に持ってきてくれてもよかった気も。食べ終わったのが7時半。席はすべて埋まっていた。オープンから5か月が経過したが、まだ新規客でにぎわっている様子。ここからリピーターを獲得できるかが、真の勝負と言えるかもしれない。

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