■赤西仁も「3億円荒稼ぎ」……中国芸能界の超高額ギャラ事情

 そんな小島が進出をしようとしている中国の芸能界のギャラは超高額だ。

 2017年7月、台湾の美容整形タレント・スーロンが中国の配信番組の司会を務めた際のギャラは約2億円だった。今年の6月29日、ウェブ版の『FLASH』(光文社)が報じたところでは、元KAT-TUN赤西仁(38)は、中国企業からのオファーで、合計で3億円ものギャラを稼いだこともあるという。

 また、中国のトップ女優のファン・ビンビン(40)は、中国の人気バラエティ番組『極限前進』に1シーズン出演するギャラが12億円だという。他にも、俳優のヤン・ヤン(30)は2017年の年収が37億円と、世界的スーパースターであるジャッキー・チェン(68)をも凌ぐ勢いの稼ぎっぷりだったようだ。

 2020年11月には、ライブ動画で商品を紹介するネット通販のトップインフルエンサー「薇婭 Viya」が1年間で約1400億円を売り上げたことを『東洋経済オンライン』が報じている。

「日本ではどんなに高くても、ドラマ1話のギャラが数百万円というレベルです。バラエティでも最高額の明石家さんまさん(67)で1本500万円と言われる程度。1本500万円は凄いですが、さんまさんは日本芸能界の頂点ですからね。1本の配信番組の司会で2億円、女優のバラエティ出演で12億円という中国のギャラは、本当に規格外。

 小島さんはとにかく頭がキレる人。総資産50億円とささやかれる大富豪の原氏との交際でお金に対する価値観に変化が出たのかもしれませんし、今後数十年、タレントとして仕事をするなら、どれだけ活躍しても月給制で月に数百万円という現在の環境ではなく、ギャラがとてつもなく高い場所で“ボロ儲け”する――そんな思いがあって日本を脱出することになったのでは、とささやかれていますね」(前出の芸能プロ関係者)

 5年後、10年後、小島は日本の常識では考えられない超大富豪になっているのかも。

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