8月3日(水)、大阪は梅田Lateralにて『「たま」という船に乗っていた』刊行記念トーク&ライブ「まちあわせ」が開催された。
「たま」は89年の「イカ天」出場を機に人気が爆発、ファーストシングル「さよなら人類/らんちう」はオリコン初登場1位、売り上げ60万枚を記録。
メンバー4人全員が作詞・作曲・ボーカルを担当することから、「日本のビートルズ」と呼ばれる伝説的なバンドだ。
イベントを開催したのはパーカッション担当の石川浩司(61)。
今回のイベントは、石川の自伝を元に、「たま」のことを30年以上毎日考え続けている原田高夕己が漫画化した『「たま」という船に乗っていた』の出版を記念して開催された。
第1部はトーク、第2部は石川のライブという構成。
トークの出演者は石川、原田に加え、映画『ドラえもん』のキャラクターデザインと総作画監督を担当した金子志津枝、そして内田雅明という布陣だ。
え? 内田雅明? 誰? と疑問を持った人に紹介すると、石川の高校時代からの友人で、「たま」のメンバーとも親しく、「たま」が音楽を担当した「星のカービィ」のCMディレクションなどもした人物だ。
『「たま」という船に乗っていた』の作中にも登場している。
「たま」のメンバーのプライベートを知り過ぎている男で、内田を呼んだ石川も何を語られるか終始ヒヤヒヤしていた。
特に女性関係は絶対言わないように何度も釘をさしていた(それでも多少口を滑らせていたが……)。