広瀬アリス&すず、上白石萌音&萌歌姉妹に続く!志田こはく&音々姉妹が超異例の『仮面ライダー』『スーパー戦隊』でダブル起用の「特撮女優」躍進!の画像
左から志田こはく、志田音々(画像はこはくの公式インスタグラム『shida_kohaku』より)

 このところ、「女優姉妹」が増えつつある芸能界。広瀬すず(24)と広瀬アリス(27)、上白石萌音(27)と上白石萌歌(22)などが代表格だが、ここに来て意外なジャンルから新たなスター候補が生まれそうになっているという。

「テレビ朝日のニチアサ枠です。『仮面ライダー』と『スーパー戦隊シリーズ』が放送していることで有名ですが、9月4日スタートの『仮面ライダーギーツ』にて”桜井景和/仮面ライダータイクーン(佐藤瑠雅)”の姉である“桜井沙羅”として志田音々さん(24)という女優が出演することが明らかとなり、特撮ファンの間で大変に盛り上がりを見せているんですよ」(特撮ライター・トシ氏=以下同)

東映特撮YouTubeチャンネル

 志田音々は13年に「ミス・ティーン・ジャパン決勝大会」で準グランプリを受賞したり、19年度には『ZIP!』(日本テレビ系)のローカル枠『静岡Weather』(静岡第一テレビ)、21年4月からは『めざましテレビ』(フジテレビ系)のコーナー「イマドキ!」に出演したり、今年7月にファースト写真集『nene―まるっとぜんぶ―』(講談社)を出したりと、少しずつ知名度を上げつつある女優。端役ばかりだが、ドラマの経験もそこそこある。

■妹が先んじて戦隊デビュー!

 しかし、何より特撮ファンが注目しているのは、音々が女優の志田こはく(18)の実姉であることだった。

「今年3月から開始した46作目のスーパー戦隊『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』にて、こはくさんは“鬼頭はるか / オニシスター”として出演しているんです。特撮ヒロインになれただけでも人気は出るものですが、こはくさんの生粋のエンターテイナーぶり、従来の戦隊と一線を画したドンブラザーズの作風などから、例年以上にこはくさんは注目されていたんです」

『ドンブラザーズ』は群像劇で主役はリーダーである“井タロウ/ドンモモタロウ”なのだが、物語における語り部はこはく演じる鬼頭はるか。基本的に彼女の視点で物語が描かれることが多く、例年の女性戦士と比べても主役のような扱いを受けている。新番組予告も、はるかの「ことーしことし、あるところに……」という語りから始まっている。

前同

 ちなみに、これについて本作を手掛けた白倉伸一郎プロデューサーは3月20日の『NEWSポストセブン』にて、

《視聴者とほとんど変わらない目線から入り、徐々に非日常的な世界が広がっていき、その極致であるところのレッドと出会う。

 あくまでも男の子向けの番組ではあるので、女の子が物語を牽引していく、または女の子と一緒に感情移入してヒーローを見ていくというのは、ややチャレンジングな試みなんです。けれど脚本家の井上敏樹先生の腕前もあって、とても自然に出来上がりました》

 とコメントしている。

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