■視聴者からは好評の『初恋の悪魔』だが……

 主演を務める林や仲野をはじめ、ヒロインの松岡茉優(27)、柄本佑(35)、伊藤英明(47)、安田顕(48)など、ドラマには人気と実力を兼ね備えた俳優陣がそろう。また、坂元氏が手掛ける脚本はそのクオリティが高く、登場人物のセリフ回しが話題を呼ぶが『初恋の悪魔』も視聴者からの評判は上々だ。

 初回でも総務課の上司から「私のように40年間ポスターを丸め続けて、負けっぱなしの人生でいいんですか?」と問われた仲野演じる馬淵悠日が、「負けてる人生って誰かを勝たせてあげる人生」と応じる場面などがあり、視聴者からは「めちゃくちゃ響くセリフばっかり」といったコメントが寄せられた。

 芸能プロ関係者は話す。

「ヒロインの松岡茉優さんにとっては独立一発目のドラマですから、いつも以上に気合いが入っていたはず。しかし、なかなか数字が伴っておらず、彼女も焦りを感じているかもしれませんね」

■松岡茉優の“社内独立”は多部未華子が原因!?

 松岡は2018年5月、多部未華子(33)や宮崎あおい(36)とともに老舗芸能プロダクションの「ヒラタオフィス」から系列の新事務所「ヒラタインターナショナル」に移籍。さらに今年4月には「ヒラタインターナショナル」から「ヒラタフィルム」という新たな系列事務所に1人移籍している。

 5月31日発売の『女性自身』(光文社)では松岡の2度にわたる“社内移籍”の内幕を報じており、同じタイミングで移籍した多部に複雑な感情を抱いていたとしている。

 子役から芸能界入りした松岡だが、年齢も比較的近い多部をライバル視しているという。そんな多部が結婚と出産を経て、次々とドラマやCMに出演し、注目を集める姿を目にし、松岡は自身との扱いの差を感じるようになったと記事では伝えている。

 不満が溜まった松岡は知り合いの40代の女性を自身のマネージャーとして迎え入れたという。本来、マネージャーは事務所主導で決まることということもあり、松岡と事務所サイドの信頼関係にひずみが生じ、2度目の社内移籍をすることになったようだ。

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