■「『クロサギ』は山Pだよ」の声

 平野が主演を務める『クロサギ』は、2006年4月クールにも同じTBSの「金曜ドラマ」枠でドラマ化しており、山下智久(37)が主演を務めた。

 山下版『クロサギ』の平均視聴率は15.7%とスマッシュヒット。劇場版も製作され、山下が歌う主題歌『抱いてセニョリータ』も、初動売上40万枚を突破する大ヒットを記録した。

「“『クロサギ』と言えば山P”というイメージがまだまだ残っていますよね。ですので、平野さんが新たに『クロサギ』で主演を務めることには、反発の声も上がっています」(前出の制作会社関係者)

 SNSには「クロサギは山Pだろ!!」「平野紫耀のことあんまり詳しくないけどクロサギ大丈夫かな違和感凄いんだけど…」「平野くんも好きやけど、クロサギはやまぴーやろ!ってのが正直な意見…」「平野紫耀君も好きだけど、どうして山Pの初主演のドラマをリメイクするのかなぁ?『クロサギ』は山Pだよ。新しい話題作を作り出せないということ?」といったコメントが寄せられている。

■山下の快進撃にジャニーズ事務所はピリピリ

 芸能プロ関係者は話す。

「ジャニーズ事務所は今、退所後も大活躍を続ける山下さんに脅威を感じていて、その動向を相当気にしているといいます。その点も、平野さんにとっては“足かせ”になっていくかもしれません」

 2020年10月にジャニーズ事務所を退所した山下だが、4月クール放送の主演連ドラ『正直不動産』(NHK総合)は異例のヒットを記録。12月にNetflixで配信予定のドラマ『今際の国のアリス シーズン2』への出演が発表されているほか、2023年にHuluで配信予定の『神の雫/Drops of God』に主演することも決まっている。

「むしろ退所前よりも目覚ましい活躍を続けているんです。そんな山下さんの存在を疎ましく思っているのか、また所属のタレントが食われてしまうと感じているのか、ジャニーズサイドは彼をかなり警戒しているといいます。そのため、平野さん主演の令和版『クロサギ』の放送にあたっては、山下さんの平成版『クロサギ』はその存在が“なかったこと”にされる、ともささやかれているんです」(前同)

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