8月20日と21日に開催された音楽フェスティバル「SUMMER SONIC 2022」(サマソニ)で、ロックバンド・ONE OK ROCK(ワンオク)のボーカル・Taka(34)が観客に対して“声出し”を煽るようなMCを行なったことが物議を醸している。
ワンオクは20日の大阪公演と21日の東京(千葉)公演に出演。ステージの撮影は禁止されていたものの、SNS上には観客らによって撮影されたとみられる複数の動画が拡散されており、ステージ上から観客を煽るTakaの姿やコールアンドレスポンスで盛り上がる観客の姿が確認できる。
Takaが「前のアーティストのメーガン(MEGAN THEE STALLION)でもあんだけ声出してたんだから、いくら出したって関係ねぇだろ、これもう」と切り出すと、観客からは歓声が上がる。
さらに「俺は今回のこの夏フェスの前に“どのフェスも出禁覚悟でやってるからお前ら覚悟しとけよ!”という宣言をしてまいりました。謝るから俺が、最後もし怒られたら。お前らひと夏の思い出、最高の思い出にして帰ってくれよ! よろしくお願いします」と呼びかけると、多くの観客が腕を突き上げた。
また、声を合わせて歌う観客に向かってTakaが「聞こえないぜ! もっと」と声出しを促す場面もあった。
■「ちょっと息する回数とか減らしてみたら?」
TakaはMCの中で「きっとこの中には“(声出しを)やめて~”って思ってる人もいると思うんだよね。ごめんね、でもこれが俺らのやり方なんだ。おつき合いください」と説明し、「嫌だったらさ、なんかこうちょっと息する回数とか減らしてみたら? 冗談です」と言うと、会場の笑いを誘ってもいた。
6月23日にインスタグラムのライブ配信を行なったTakaは、この夏出演する音楽フェスで観客を「煽る」と宣言していたが「サマソニ」でそれを実践したのだ。