橋本愛が初主演作で悲劇の爆死!日テレ『家庭教師のトラコ』安直な毒親設定と脚本の決定的なミスで期待の後半もさらなる減速かの画像
※画像は日本テレビ『家庭教師のトラコ』公式サイトより

 橋本愛(26)主演の水曜ドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系)の第5話が8月17日に放送され、平均世帯視聴率が5.0%(ビデオリサーチ社調べ/関東地区)と、初回の7.5%から右肩下がり続きの大苦戦。さらに、安直な脚本と演出によって、後半へ暗雲が立ち込めている。

 同ドラマは、どんな志望校にも合格率100%を謳う、謎の家庭教師“トラコ”こと根津寅子(橋本愛)が、年齢も抱えている問題もバラバラな、3組の親子を救う個別指導式ホームドラマ。トラコは生徒に合わせて服装とキャラを変え、勉強を教えるだけでなく、それぞれのお金の使い方を考えさせる。

 第5話は、定食屋を営むシングルマザー・下山智代(板谷由夏/47)は胃ガンだと診察され、手術を1週間後に控えていたが、勉強に励む息子・高志(阿久津慶人/11)に告げられずにいた。智子は貯金がほとんどなく、保険にも加入していないため、自分が死んでも高志に残せるお金がなく絶望的に。

 そこでトラコは、智代が安心して死ねるために高志が大学を卒業するまでに必要な額として、4630万円という数字をはじき出す。智代は元夫・満男(丸山智己/47)に相談するが、そのせいで高志にガンのことを知られてしまう。不安で動揺する高志に、トラコは3つの選択肢を用意して……という展開。

 視聴者のツイッター上での反響は、「“いつまでもあると思うな親と金”はごもっとも! 毎回の名言! 親の立場と子の立場、両面から人生振り返りの機会もらってます!」などと、お金の問題に関するパワーワードが話題に。これは、トラコが劇中で着ているTシャツにプリントされた筆文字のこと。

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