■フランス移住の杏にとって「最後の連ドラ」だったが……
前クールの月９ドラマ『元彼の遺言状』は、全話の平均世帯視聴率が９.１％と１桁台にとどまった。
「２クール連続で同じ新川氏の小説を原作としたドラマを放送するというのは、フジにしてみたら新たな挑戦でもあったんでしょう。ただ、視聴率は伴っていません。もちろん２クール連続の低視聴率は原作だけが悪いわけではなく、さまざまな要因が合わさった結果でしょう。
ただ、杏さんはこの夏にもフランスに移住すると言われています。しばらくは日本の連ドラには出演しないはずです。いわば杏さんにとって日本最後の連ドラでもある。にもかかわらず、この体たらくですからね……」（前出の制作会社関係者）
■月９枠で『クレイジージャーニー』が復活
１０月からは月曜２１時の「月９」枠で、ダウンタウンの松本人志（５８）、バナナマンの設楽統（４９）、小池栄子（４１）が出演する人気バラエティ番組『クレイジージャーニー』（ＴＢＳ系）が復活することも発表されている。
「“やらせ問題”で打ち切りになった『クレイジージャーニー』ですが、根強いファンが多く、何より“コア視聴率を持っているタレント”の筆頭“である松本さんの番組ですからね。月９枠で復活させるのも、ＴＢＳサイドにはそれだけ自信があるということでしょう。ダウンタウンさんは８月１３日に放送された３時間特番『ダウンタウンｖｓＺ世代』（日テレ系）が世帯視聴率１２.５％、コア視聴率に至っては７.９％ととんでもない高い数字を残していますからね。
そして、深夜時代もコア層から高い支持を集めていた『クレイジージャーニー』ですから、復活後も高い視聴率を取るはずです。ブランド力が地に落ちてしまい、今や“崩壊状態”とも言えるフジの月９ドラマですが、松本さんと『クレイジージャーニー』に、完全に息の根を止められることになるのかもしれませんね……」（前同）
時代を彩ってきたフジテレビの月９ドラマだが、『クレイジージャーニー』の復活でいよいよ駆逐されてしまうのだろうか!?
『競争の番人』
フジテレビ系で毎週月曜２１時より放送中
公式サイト：https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/
