8月18日に放送された、Hey!Say!JUMPの中島裕翔(28)の主演ドラマ『純愛ディソナンス』(フジテレビ系)の6話の平均世帯視聴率が3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
初回からの世帯視聴率は4.8%、4.3%、4.4%、3.7%、3.8%と低迷中。また、6話の平均個人視聴率のほうは1.9%。初回の個人視聴率2.6%から少しずつ減少を続けている。
夏ドラマの世帯平均視聴率がいずれも2桁を割る“異常事態”で、同ドラマも決して高い数字とは言えないが、業界関係者や視聴者の間では、“V字回復”を予想する声が聞こえている。
■中島裕翔にとって初となる教師役で話題をさらうも……
同作は、中島が高校教師役に初挑戦し、生徒役の若手女優・吉川愛(22)と禁断の恋愛に落ちていくオリジナル脚本による純愛とドロドロが入り混じった2章構成のドラマ。
1章では中島演じる音楽教師・新田正樹が、吉川演じる女子生徒・和泉冴と愛を深めていくなかで決別。2章では舞台が5年後になり、仕事や恋愛を巡ってドロドロとした人間関係が交錯するサスペンス要素の強いストーリーに一変する。
女性誌記者は、現状の低視聴率について「番組の宣伝が良くなかったのでは?」と分析する。
「放送前のPRで“教師と生徒の恋愛ドラマ”の要素を押しすぎてしまい、既視感から初回を見ようという視聴者が少なかった。ただ、実際に見てみると『Nのために』(TBS系)や『最愛』(TBS系)の世界観を思わせる、サスペンス要素のある作品になっていたので、びっくりしました。
特に、2章からは登場人物のほとんどが不気味なキャラに見えて、先の読めないドロドロとしたドラマになっていきますよね。中島の妻を演じる比嘉愛未(36)、光石研(60)、佐藤隆太(42)といった俳優たちの憎たらしい演技も良くて、もっと評価されてもいいはずです」