■中島裕翔の二宮・風間に匹敵する演技力

 また、プロダクション関係者は、中島の高い演技力をこう評価する。

織田裕二(54)とバディを組んだ月9ドラマ『SUITS』(フジテレビ系)で演じた驚異的な記憶力を持つクールな天才青年もハマり役でしたし、今年3月に放送された『しずかちゃんとパパ』(NHKBSプレミアム)では、空気は読めないもののどこか憎めないキャラクターの都市デザイン課の社員役を自然体に演じていた。これだけ演技の幅があって、役に入り込めるジャニーズ俳優は、近年では珍しい。180センチの高身長と儚げなルックスも魅力的ですよね。

 風間俊介(39)や二宮和也(39)、若手ではジャニーズWEST重岡大毅(29)らが演技派として知られていますが、彼らに匹敵するポテンシャルを持っているのではないでしょうか」

『純愛ディソナンス』でも、一見マジメで生徒想いの教師でありつつ、過去のコンプレックスから心の闇を時折見せる繊細な役どころを見事に演じ切っている。

「セリフのあるシーン以外でも、表情や目の動きだけで感情をうまく出している。アップのシーンも多いのですが、ルックス目当てでなくても見入ってしまうほどです」(前同)

SNSでも<ズタボロになる中島裕翔にときめき>と絶賛の

 2章以降、視聴者の中にも中島の演技力や作品を絶賛する声が増えている。

 SNS上では<5年後の正樹はどうも目に光がなくて死んだような目をしている気がしていたけど、明らかに新田先生の時と目が違う そんなとこまで演じ分けられるの… 中島裕翔すごすぎだろ>、<2章が面白すぎて1話から一気見し直した>、<裕翔の涙が美しすぎる>、<演技力に無限の可能を感じた>、<この先もきっと正樹がズタボロになるほど中島裕翔くんにときめいてしまうだろうなぁ>、<ドロドロの展開を後押しする闇のある演技がすごい>といったコメントが相次いでおり、『純愛ディソナンス』を視聴する「#ディソる」というワードがトレンド入りするほど、ネット上では盛り上がりを見せている。

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