坂上忍（５５）がＭＣを務めた『バイキングＭＯＲＥ』（フジテレビ系）が終了してから、約５か月が経過した。代わって４月からは佐野瑞樹アナウンサー（５０）と山崎夕貴アナ（３５）がＭＣを務める『ポップＵＰ！』がスタートしたが、いまだに視聴率は１％台（世帯視聴率）と深刻低迷を続けている。
「かつて坂上さんは『バイキング』に加えて、フジで『直撃！シンソウ坂上』と『坂上どうぶつ王国』の合計３本のレギュラー番組を抱えていました。これら３番組すべてに同局幹部のＡ氏が関わっていて、坂上さんとともにスタートから低迷していた『バイキング』を軌道に乗せた功績もあり、２０１８年末の人事で編成部長に昇進したほど。
その際、坂上さんはＡ氏に超高級時計を贈ったといいますから、その異常な蜜月ぶりがうかがえます。当時、坂上さんも“お台場の帝王”と呼ばれたほどですからね。ところが、ここにきて坂上さんとフジの蜜月も終焉を迎えつつあるようです。
『バイキング』と『シンソウ坂上』はすでに終了していますし、唯一のレギュラー番組『坂上どうぶつ王国』も爆死状態が続いていますからね」（制作会社関係者）
■『坂上どうぶつ王国』のコア視聴率は“爆死レベル”
８月１９日放送の『坂上どうぶつ王国』３時間ＳＰの世帯視聴率は６.５％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）、テレビ各局が重視している１３～４９歳のコア視聴率は２.２％だった。その前の７月２９日も３時間ＳＰだったものの世帯は７.２％、コアは２.２％だった。
「２回続けてコア２.２％だったんです。３時間ＳＰでこれは完全にアウトな数字ですよね。フジの本音としてはなる早で終了させたいところでしょう。しかし、『笑っていいとも！』終了後、しばらく低迷していた『バイキング』を人気番組にしてくれた坂上さんには恩義もあり、これまではなかなか打ち切ることができなかったのでしょうね」（前同）
