「あまり長続きしないなと思われていたけど、案の定駄目だったか……」
世間からそんな声が聞こえてきそうなニュースが、８月２６日の『週刊女性ＰＲＩＭＥ』で報じられた。
今年４月４日にスタートしたフジテレビの昼の情報番組『ポップＵＰ！』が、放送開始から半年もたっていない年内に打ち切られることが決定した、というのだ。
「お昼の新番組が、視聴習慣として馴染むのには時間がかかるため、最低２年は続けるのが常識であること、６月に就任した港浩一社長が営業局からの“どうにかしてほしい！”という悲鳴を聞いて、春の改編まで待たず、異例の年内打ち切りとなる、と報じられました。
しかも、これは“今秋の改編で打ち切り”と就任直後から提案してきたのを、新番組を数か月で作るのは無理という声を受けての折衷案なので、本当に一刻も早く終わらせたいんだな、という意志を感じます」（女性誌記者）
■皮肉にも報道当日に低視聴率をネタにしていた『ポップＵＰ』
ちなみに、この報道があった２６日の『ポップＵＰ！』では「視聴者３００人が選んだ今週の芸能ニュースランキング」という新コーナーが放送され、まだまだ手探り感を漂っていたほか、ピアニストＹｏｕＴｕｂｅｒのハラミちゃんがスタジオでピアノを生演奏するコーナーなどが放送されていた。
また、２７日に『芸能人が本気で考えた！ドッキリＧＰ』の４時間ＳＰを放送するにあたり、『ドッキリＧＰ』でＭＣの東野幸治（５５）がＶＴＲ出演。以前４月７日に『ポップＵＰ！』に高嶋政宏（５６）の代役で出演してくれた件から「大恩人」としていたが、
「世間とか業界の注目も多い中、ネットニュースになるとき、たまたま最初の立ち上げが何となくだんだんと右肩下がりで数字が下がってきたみたいな。ネットニュースになっててそうなんやと思って。数えて言ったら、一番最低（視聴率）が僕が出た時やった」
「悲しかったですよ。ひと肌脱いだつもりが脱いでほしくなかったみたいな。
だから、たまにフジテレビでお昼『ワイドナショー』とか『ドッキリ』で来る時に『ポップＵＰ！』のプロデューサーだと思うんですけどたまにパって見るんですけど明らかにその人と目が合うてるんだけどさささっと向こうに行くんですよ」
と嘆いていた件を「スタッフ一同真摯に受け止めます！」とナレーターが謝る、という場面もあった。当然ながら東野もジョーク風に話していて明るいノリではあったが、今回の打ち切り報道を考えると、笑えないという人も多かったのではないか。
