黒島結菜主演NHK『ちむどんどん』“まれに見る失敗作”朝ドラ史上初の“成長しないヒロイン”、最初から最後まで視聴者から批判され続ける原因となった「致命的な設定ミス」とはの画像
※画像はNHK『ちむどんどん』公式サイトより

 ヒロイン・暢子の自己中心的な言動が毎日のように批判の声を浴びている、NHK連続テレビ小説ちむどんどん』。8月22日~26日放送の第20週「青いパパイアを探しに」でも、現実的なアドバイスに耳を傾けようとせず、多くの視聴者をイライラさせたようだ。

 第20週は、開店準備を進めている暢子(黒島結菜/25)の妊娠が判明。房子(原田美枝子/63)は、計画を1度白紙に戻し、自身の店に戻って経理として働く。時期が来たら産休を取って、元気な赤ちゃんを産むと、開店を延期するよう助言したが、暢子は聞き入れようとしない。

 そこで房子は、「店の味を任せられる料理人を雇うこと」などの条件を出し、暢子は条件に合う料理人を探すことに。そんな中、鶴見の飲食店で食い逃げで捕まった、矢作(井之脇海/26)と遭遇。暢子は矢作に自分が開く沖縄料理店で働くことを提案して……という展開。

 視聴者のツイッター上での反響は、「暢子ひどいなあ。人の気持ちを理解できないどころかしようとしない。誰がこんなヒロインに感情移入できるんだよ」「こういう人には何を助言しても響かない、ムダだと思われる」など、房子のアドバイスを素直に受け入れようとしない暢子に厳しかった。

 これまでも、自分の意思をゴリ押しする暢子に批判が集まっていた。沖縄時代では、ようやく食品会社に就職が決まったのに、料理人の道に進むと宣言。房子からおでんの屋台を任されたときも、頑なにイタリア風おでんをやめないなど、エピソードを挙げていたら数え切れないほどだ。

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