8月27日から28日にかけて放送された日本テレビの夏の風物詩『24時間テレビ45 愛は地球を救う』の番組終盤(28日19時~20時54分)の平均世帯視聴率が22.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高視聴率は20時46分の28.9%だったことが明らかになった。
メインパーソナリティーを務めたのは『ジャにのちゃんねる』の嵐・二宮和也(39)、KAT-TUN・中丸雄一(38)、Hey!Say!JUMP・山田涼介(29)、SexyZone・菊池風磨(27)の4人で、それぞれ歌、パフォーマンス、トークと大いに奮闘。
瞬間最高視聴率は、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(31)が「24時間100キロマラソン」を笑顔で完走したのちに、年内でのコンサート引退を発表している加山雄三(85)をはじめとする、出演者たちが『サライ』を歌い始める場面だった。
「昨年の番組全体の平均視聴率は12.0%。これまでの全44回中、歴代29位と惨敗でしたが、今年は13.8%。歴代18位の数字で、テレビ離れが進む昨今の事情を考えると、数字的には大成功と言えるでしょう。特にドラマは“脱ジャニーズ戦略”が奏功したのではないでしょうか」(制作会社関係者)
■17年ぶりの「非ジャニーズドラマ」
27日21時20分頃から、スペシャルドラマ『無言館』が放送された。同作で監督・脚本を劇団ひとり(45)が、主演を浅野忠信(48)が務めた。『24時間テレビ』のスペシャルドラマで、ジャニーズタレント以外が主演を務めるのは、2005年の『小さな運転士 最後の夢』の阿部寛(58)以来17年ぶりとなった。
ドラマは長野・上田市に実在する、太平洋戦争で亡くなった画学生(美術学校で絵を学んでいた学生)の作品を集めた美術館「無言館」を題材に、開館のために奔走した主人公やその周囲の人たちの姿を描いた、実話がベースのヒューマンストーリー。
大地康雄(70)、笹野高史(74)、でんでん(72)、由紀さおり(73)、檀ふみ(68)、秋野太作(79)、寺尾聰(75)といった超豪華俳優陣が脇を固めたほか、若手としてはジャニーズJr.内ユニット・IMPACTorsの影山拓也(25)や八木莉可子(21)などが出演した。