■「お前さぁ、本当にＳＭＡＰの一員でよかったな」
《お前さぁ、本当にＳＭＡＰの一員でよかったな。お前以外の５人がいなかったら、きっと今頃何でもないつまらない奴だったと思う。ライバルでもありパートナーでもあるメンバーがいたからこそ、今、お前はキムタクなんて呼んでもらえるんじゃねぇか？
（中略）負けず嫌いなお前だから、こんなこと言ったらまたムッとするかもしれないけども、どのくらいのことができるか、俺もちゃんと見ててやるからやってみろ。もし、だらけそうになったら、他のメンバー５人をよく見てみろ。そうすれば、自分が何をすればいいのかわかるはずだ。
それで、もし俺も納得できることができたなら、お前のことを“キムタク”って呼んでやってもいいと思う。でも、何でこうやってお前に手紙を書いてるのかって考えると、だんだんシャクに触ってくるから、もうこの辺で終わらせる。》
この手紙を読み上げてから、ＳＭＡＰは６人で『オリジナルスマイル』を披露したのである。
■草なぎと香取はチャリＴシャツに革命を起こした
「木村さんのＳＭＡＰへの思いがよくわかる出来事でした。ＳＭＡＰは解散してしまいましたが、木村さんの奥底では、まだそうした気持ちは残っているのではないでしょうか。
また、０５年の『２４時間テレビ』では、それまで黄色かオレンジのみだった『２４時間チャリＴシャツ』を白・黒・黄・赤・青の５色展開にしましたが、これはアート系でも活躍する香取さんが “チャリティーに参加する想いを一日で終わらせないためにも、放送日以降もどんどん着て欲しい”という思いでプロデュースしていて、歴代初のカラフルなシャツとして話題になりました」
ＳＮＳでは、
《２００５年はまだ小さかったから記憶ないはずなのに、最近になってＳＭＡＰが２４時間テレビでTriangle 歌ってる映像見たら「これ見たことある…！！」ってなった昔は見てたんだなぁ》《２４時間テレビにＳＭＡＰが出る日を待ってます》《私にとって２４時間テレビはＳＭＡＰが最高だった。サライで終わらず、世界に一つだけの花で終わったのも良かった。また見たいなぁ会いたい。》
と、当時に思いをはせる声が多くみられた。
「ちなみに木村さんに関しては、今年の『２４時間テレビ』でＳＭＡＰと別の部分で注目が集まる出来事がありました。この日、ＷＥＢで先行公開されていた日産自動車・日産サクラの新ＣＭが放送されたんですが、それが“木村拓哉と松たか子（４５）がドライブする”という内容だったんです。松さんは９７年の『ラブジェネレーション』や０１年の『ＨＥＲＯ』（どちらもフジテレビ系）を筆頭に、何度も木村さんと共演していることで有名なため、ネットは盛り上がったんです」
