■賛否両論朝ドラ『半分、青い。』主演・永野芽郁も大活躍

 永野芽郁(22)主演の朝ドラ、2018年前期作品『半分、青い。』は、期間平均視聴率が21.1%と高視聴率を記録。しかし、ヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)の自分勝手な行動などが視聴者から猛批判され、賛否が大きく分かれた作品となった。

「鈴愛は、佐藤健(33)演じる幼なじみ・律の彼女に対して、“律を返せ! 律は私のものだ!”とブチギレたり、間宮祥太朗(29)演じる夫・森山涼次から、幼い娘の誕生日に、映画監督の道に進むため離婚したいと切り出されたときには“死んでくれ……。死んでくれ涼ちゃん。そしたら許してあげるよ、別れてあげるよ”と言ったりしていました。確かに涼次も自分勝手すぎますが、朝っぱらから発せられる“死んでくれ”という言葉に、強い抵抗感を感じた視聴者も多かったですね。

 永野自身も、演じたヒロインの鈴愛について、『MANTANWEB』に掲載されたインタビューで〈私は友達にはなれない、友達の友達ぐらいがいい〉と発言するほどでしたからね……」(前出のテレビ誌編集者)

 だが、その後の永野は、戸田恵梨香(34)とW主演のドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)や、現在放送中で西島秀俊(51)、杉野遥亮(26)と共演している『ユニコーンに乗って』(TBS系)に主演するなど大活躍中。

 ということは、「史上ワースト酷評朝ドラ」となった『ちむどんどん』主演の黒島も今後、順風満帆な女優人生を歩んでいけるのだろうか。前出のテレビ誌編集者はこう話す。

「ただ、倉科カナさんは21歳、榮倉奈々さん、多部未華子さんは20歳、永野芽郁さんは18歳という、キャリアのごく初期、かなり若い頃に朝ドラヒロインを務めています。

 最近のNHKでは、同局のドラマで実績を積んでから朝ドラヒロインに起用されるという流れができており、黒島さんもその流れで起用されたのでしょうが、彼女は現在25歳。『ちむどんどん』のマイナスイメージを払拭してから再び活躍ができるか……。大活躍をしている4人とは年齢面の違いがあり、時間は彼女たちほどは残されていません。これからの数年間が正念場と言えるでしょうね」

 空前の逆風を受けている黒島だが、「朝ドラ主演女優」のキャリアを生かして今後、活躍できるのだろうか――。

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHK総合 月~土 8:00~8:15、12:45~13:00(土曜は一週間の振り返りを放送)
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/chimudondon/

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