■岡田健史は「名前」を捨てたかった!?

 所属事務所が変わることで、使っていた芸名が使えなくなり、タレントが改名をして再スタートを切るケースはこれまでもあった。

「ただ、岡田健史が本名の水上恒司に名前を変えたのは、そうしたこと、いわゆる“事務所の圧力”ではありません。同事務所からは2021年4月に俳優の高杉真宙(26)も退所をしていますが、彼はそのままの名前で活動しています。同事務所は、タレントが退所することになっても、改名などを求めることはないのでしょう。

 岡田のケースはむしろ逆で、彼は岡田の名前を捨てたかったんです。それは、芸名の“岡田”という苗字が、確執が報じられた前事務所の社長の苗字と一緒だから。彼としては、事務所から離れるタイミングで、以前の名前を捨てて、心機一転やり直したいということなのではないでしょうか」(前出の夕刊紙記者)

 岡田と同タイミングで、所属していたプロダクションを“揉めて”離れたのは女優、グラビアアイドルとして活躍中の浅倉唯(26)だ。

 浅倉は8月25日に自身のインスタグラムで、「この度、2022年8月31日をもってLIBERA株式会社を退所いたします。今まで支えてくださった関係各所の皆様、ファンの皆様にはとても感謝しています。いつも本当にありがとうございます」と報告した。

 さらに浅倉は、「不誠実な内容の報道がされておりますが、私の方から以前より退所の意向は事務所へ伝え、退所届なども提出しておりました。苦しい思いをしている中、私を救ってくれたのはお仕事であり、関係者の皆様でした。そんなお仕事を自ら蔑ろにしたことは一度もありません」と綴っていたのだ。

「これは、この直前に出た『FRIDAY』(講談社)の記事の内容を否定するものでした。記事では、浅倉は素行不良により事務所から契約解除になると報じられていました。彼女は遅刻の常習犯で、撮影自体をドタキャンしたことも1度や2度ではなく、さらには動いていた写真集の企画も、彼女の意向でボツになったとも報じられていましたからね。

 浅倉が所属していたのは、かつてタレントのローラ(32)が所属していたところ。ローラが退所した際も今回同様大揉めで、独立騒動を報じた当時の『週刊文春』は、『ローラ“10年奴隷契約書”』のタイトルをつけて報じていましたね」(前同)

『文春』が報じたところによると、ローラは2010年から10年間にも及ぶ長期契約を結ばされ、満了を迎えても自動的に更新となり、事務所の了解がないと契約解除ができない内容だったという。また、契約終了後も2年間は芸能活動ができない、と契約書に記載があったとも報じられた。

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