「史上No.1炎上朝ドラ」NHK『ちむどんどん』、「寅さん・三浦大知・『カムカムエヴリバディ』」“軽はずみオマージュ”にファン激怒の「赤っ恥裏目」事態!!の画像
竜星涼、黒島結菜 ※画像はNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』公式ツイッターアカウント『@asadora_nhk』より

 黒島結菜(25)主演のNHK連続テレビ小説ちむどんどん』の炎上が止まらない。

 9月3日には、8月14日にも苦言を呈していた元農林水産副大臣の礒崎陽輔氏が再び、<脚本の論理性の問題はもとよりですが、今週も妹の恋人を「お古」と呼んだり、病院の見舞客が数珠を持参するなどNHKの朝ドラとしては許容をの限度を超えた表現がありました。収録済みなのかもしれませんが、しかるべき人が制作現場に適切な助言をしたほうが良いのではないでしょうか>と自身のツイッターに投稿するなど、その他多くの視聴者も、ドラマの内容にブーイングの声を上げるという事態になっている。

 9月6日放送の第107話では、竜星涼(29)演じる暢子の兄・賢秀と、佐津川愛美(34)演じる養豚場の娘・清恵が、清恵の過去をめぐって激しく言い争った。その後、清恵は家出をしてしまう。姿をくらませたあとは、金髪で派手なワンピースを着用した清恵が泥酔した客を見送るという場面が描かれた。

「ほぼ毎回『ちむどんどん』では、登場人物の酷い発言やなんとも共感しづらい行動が取り沙汰されていますが、今回、視聴者から怒りの声が上がる事態になったのは、ドラマの中で“軽はずみ”とも言えそうなオマージュネタが多発した点です」(テレビ誌編集者)

『ちむどんどん』では、渥美清主演の『男はつらいよ』シリーズの車寅次郎、通称寅さんを思わせる要素がところどころで描かれてきた。賢秀が革製のトランクを片手に行商をしたり、「労働者諸君」というセリフを言ったりするなどがあったが、今回さらに“寅さん要素”が追加されたのだ。

「スナックらしき場所で働く清恵の源氏名は“リリィ”だったのですが、浅丘ルリ子さん(82)が演じた寅さんの最多出演かつ最後のマドンナが、松岡リリーという名前なんです。ちなみに、“松岡リリー”の本名は清子(きよこ)で、清恵の名前に似ていますよね。

 賢秀を寅さんに見立て、清恵をリリーに見立てるオマージュに、視聴者からは、“寅さんは傷ついた過去を持つ女性に顔も見たくないとか絶対いわないよ?寄り添ってくれる人だよ?”、“賢秀を寅さん言うのも辞めて欲しい”といった批判が巻き起こっています」(前同)

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