■石田ゆり子が人気の3つの理由

 19年の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で、石田は自分のことを「よく(天然と)言われますけど、私としては、あの……全然天然だとは思ってないですけど」と言いつつも「朝起きて、冷蔵庫を開けたら靴下が入ってるとか? なんでかは自分でわかんないんですけど、ありますよ、そういうこと」という話を披露している。

「くわえて、石田さんは扶桑社から愛猫たちの写真を中心とした『ハニオ日記Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ』を出したり、しょっちゅうインスタグラムにともに登場させたり、ゴールデンレトリバーの雪と、5匹の猫を飼っているペット愛好家として有名です。こうした動物人気の相乗効果もあるかもしれませんね。本の印税を全部保護犬や保護猫のために使うことを“私がこの本を作る一番の動機でした”とコメントしていた人柄も、人気の秘密でしょうね」(前出の専門誌記者)

■女優としての人気も高い

 そして何より、女優としての高い演技力がある。近年では星野源(41)と新垣結衣(34)が結婚するきっかけとなった16年のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で演じた“百合ちゃん”こと土屋百合が人気を博していたが、それだけではないという。

「15年の映画『悼む人』では高良健吾さんと大胆な濡れ場、19年の『マチネの終わりに』では福山雅治さんと濃厚なキスシーンだったり、思い切った役でも平然かつ見事に演じきる。こうした姿に、純粋な役者としても好感を持つファンが多いし、作品を機に石田さんに興味を持つ人も多いのでしょう」(前同)

 ますますブームが加速していく石田。人生初の生歌ライブは「ゲスト」だが、いずれソロライブ、そして紅白も目指してほしい!

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