■“文春砲”後の心境も吐露

 東出は、2020年1月に唐田えりか(24)との3年にわたる不倫が『週刊文春』(文藝春秋)に報じられ、同年8月に(36)との離婚を発表。さらに、2021年10月の同誌に新恋人の存在と、その新恋人をロケ先の広島のホテルに呼び寄せて密会していたことが報じられ、これが決定打となって事務所との契約を解除されたと言われている。

「自業自得ではありますが、東出さんはそうした“因縁”のある『週刊文春』のムック本のインタビューに応じたわけです。まずそれだけで驚きなんですが、さらに、その文春砲を食らった後の大変な状況、その際の心の中まで赤裸々に語っているんです。さすがに不倫について直接語っていませんが、人生を崩壊させられた媒体の別冊でそのときのことを語るとは、驚きですよね。

 東出さんが語っている大変な状況の背景には、家族との関係や仕事、スキャンダルで4本のCM契約がなくなり、違約金が発生したことなどもあるのでしょうね。

 また、狩猟をしている中で、命と向き合う場面がたびたびあり、自分の子どものことを思い浮かべたとも告白しています。東出さんの3人の子どもたちは、元妻の杏さんとともに8月末にフランスに移住し、もう簡単には会うことはできません。深い山の中で、フランスの地にいる子どもたちの顔を思い浮かべることもあるのでしょうね。

 ただ、インタビューでは杏さんや唐田さんの名前が出ることはありませんでしたね。まぁ相手があることですからね。実際のインタビュー現場では名前を出したのかもしれませんが、原稿になったときに出さないようにという配慮があったのかもしれませんね」(前出の芸能レポーター)

 また、インタビューの端々では、前事務所の社長やマネージャーに感謝の言葉を述べているという。

「演技に悩んでいた際に、映画や小説を見て勉強するようにアドバイスをもらったエピソードなどを明かしています。東出さんの、前事務所に育ててもらったという感謝の気持ちは強く伝わってきます。

 しかし、事務所社長や関係者を激怒させた肝心の“裏切り”には言及していないんですよね……」(前同)

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