■これまで松重はネガティブなコメントを繰り返していたが…

 21年の「シーズン9」の際は、コロナ禍で1年以上まともに外食できなかったため「収録とはいえ、堂々と外で食べられるということに喜びました」としたり、飲食業界に、

《『孤独のグルメ』は、飲食店の方々と共にあります。

 事態がひっ迫すれば最終回まで完食できません。皆様の感染対策に支えられています》

 と感謝のコメントを披露。

 しかし、これは本当に最近の話。松重目線では「特に盛り上がるドラマもなく中年サラリーマンが1人で心の声で実況しながら食事するだけ」という内容なこともあり、ネガティブなコメントは挙げるとキリがない。

「プロフィールの汚点になるだろうなって思って(いた)」(17年のラジオ番組『伊集院光とらじおと』/TBSラジオ)

「この間“オワコン”という言葉を知りまして、この番組にピッタリだなと思って。お客さんが終わってもいいと思っても仕方ないくらいマンネリもマンネリで。どこへ向かえばいいんだろうという気持ち」(17年のシーズン6記者会見)

「視聴率も頭打ちなので、この際閉店商法で『孤独のグルメ season final 究極の晩餐』にしたらと提案しましたが却下されました」(18年のシーズン7告知コメント)

「老けました。もう痛々しいから辞めろという声が聞こえてきたら、辞める覚悟は出来ています」(21年のシーズン9公式サイト)

 などなど、多くの場面でネガティブ発言をしていることで有名である。

「松重さんも、来年で60歳ですからね。もともと健啖家というわけではなく私生活では小食だと公言しているし、こうしてコメントが明るくなっているのが、逆にファンの間で“シリーズの終わりが近づいてるのかもな”と不安を感じさせる部分でもある。できるだけ長く続いてほしいものですが……」(前同)

 松重のポジティブコメントが、額面通りであることを祈りたい!

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