■責任を持ってロケを敢行したことを内村が指摘

 これについてはスタジオトークでウッチャンナンチャン内村光良(58)に「夫人の気概だと思う。“麻友子ちゃんも哲ちゃんもいないから私が!”っていう」と絶賛されたほか、堀田が裏話として出川と河北が参加できなくなったことで「1時間SPが30分になるかもしれない」と、ロケ中に言われたが、デヴィ夫人がことあるごとに「1時間よね? 1時間よね?」とディレクターに確認し、プレッシャーをかける、という出来事もあったという。

「ほぼ90度の角度で落下するマシンや超高速回転するマシンも平然と乗りこなし、とても82歳とは思えない軽快さにくわえて、特に今回のデヴィ夫人についてロケでネットで話題になったのは、夕食会で“小娘”たちに向けて語った恋愛論です」

 せっかくの女子会なので、恋バナをしたいと考えた堀田が「お金と愛はどっちが大事ですか?」という質問をしたところ、デヴィ夫人は「愛して愛して愛して大好きな男性……年間200万円の収入の人と、(愛がない)年間200億の収入の人とどちらを選びますか?」とガールズに問いかけた。全員が「200万でも愛がある人」を選んだが、デヴィ夫人は「みんなバカだわ」と一蹴し、こう続けたのだ。

「どんなに愛してても他の人の生活を見る、他の人の住んでいるお家を見る、他の人が着ているお洋服を見る。だんだん愛は失われていきます」

 そして、「でもお金があっても愛がないと」という堀田の反論には、

「200億円の人と結婚すれば、愛がなくても、尊敬と信頼はあるわよね。そうすると次第に愛は生まれます」

 と断じたのだ。

「賛否あるでしょうが、デヴィ夫人が言うと非常に説得力がありました。くわえてここのトークでは、欠席した河北さんは“憎まれっ子”、堀田さんが“か弱い女性”、箭内さんが“田舎っぺの頑張り屋”とそれぞれ与えられた役割をしっかりと把握している様子を見せました。

 谷さんについてだけ、夫人からの評価が“あなたは何だ?”というオチになりましたが、今回のオンエアでは、谷さんのポテンシャルの高さがよくわかる場面がありました」

 今回のドバイ旅の目的の1つに「インスタ映え」があった。『イッテQ』の公式インスタグラムは開設して2年たつが、「フォロワー数19万人と伸び悩んでいる」ということで、名所『サヤブラッセリー』を訪れて現役モデルの出川ガールズと、かつては東洋の真珠と呼ばれたデヴィ夫人に写真を撮ってもらうことにしたのだ。

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