元SMAPで新しい地図の稲垣吾郎(48)と女優の新垣結衣(34)がメインキャストを務める映画『正欲』が2023年に公開を予定していることが発表された。
原作は、2009年に『桐島、部活やめるってよ』(集英社)で小説すばる新人賞を、2013年に『何者』(新潮社)で直木賞を受賞した朝井リョウ氏(33)が作家生活10周年で書き上げた渾身の小説。
稲垣が演じるのは、横浜検察庁に務める検察官で、マイホームを持ち、妻子を養う寺井啓喜(てらい・ひろき)。新垣は、広島のショッピングモールで契約社員として働き、特殊性癖を隠して生きる桐生夏月(きりゅう・なつき)という難役に挑戦する。
稲垣は「脚本を読み終えた時、この作品に関われる事を嬉しく思いました。難しい題材にチャレンジする、監督、スタッフの皆様と共に丁寧に演じていきたいと思います」と意気込みを語っている。
新垣は「原作を読んで、何かを問われたような気持ちになりました。それは、『何が正しいか』とかそういう単純なものではないような、でも実はとてもシンプルなことのような気もしました」とし「考え続ける事、想像し続ける事をいつも以上に大切にしながら、制作に臨めたらと思っています」とコメントしている。
「新垣さんといえば、今や国民的女優で“出れば視聴率が取れる”と言われる超人気、超好感度女優。近年はドラマや映画にはほとんど出演することなく、CMでの活躍が目立っていました。CM業界での新垣さんの人気は頭一つどころか二つ三つ突き抜けています。彼女が出演する商品は爆売れ、企業の知名度もグンと上がりますからね」(ワイドショー関係者)
■「CM1本1億円」の伝説も
新垣はアサヒ飲料「十六茶」、GMOクリック証券、任天堂「リングフィットアドベンチャー」、アサヒビール「アサヒ生ビール(マルエフ)」など、多数のCM契約を抱えている。
リングフィットアドベンチャーは発売からしばらく、日本国内のみならず、世界的な品薄が続いた。また、アサヒ生ビールも2021年9月の発売直後から想定以上に売り上げを伸ばし、商品供給が追いつかず、販売が一時休止となったほどだった。
「新垣さんを起用すれば商品が爆発的に売れるという“伝説”が生まれ、CM出演ギャラもうなぎ上り。一部ではそのCMギャラは“1社1億円説”とも言われているほど。
女優や女性タレントが結婚するとパワーダウンする、ということはよくありますが、夫の星野源さん(41)も男女問わず好感度抜群ですからね。そんな星野さんとの“逃げ恥婚”を選んだ新垣さんの好感度もさらに上がったのではないでしょうか」(前同)