■『ちむどんどん』謎の男・まもるちゃんをめぐって正体予想も沸騰

 まもるちゃんはオーバーオールを着てチューリップハットをかぶった背の高い男性で、セリフは一言もない。4月8日放送の第1話では、仲間由紀恵(42)演じる母・優子が共同売店でまもるちゃんに挨拶をしたり、5月10日放送の第22話では、賢秀がやんばるを離れた際に、バス停で読書するまもるちゃんに「元気でな!」と声をかけたりしていた。

 その後も、上白石萌歌(22)演じる末妹・歌子が海を眺めているとき、まもるちゃんが近くの岩場で読書していたり、川口春奈(27)演じる姉・良子と、その夫で山田裕貴(31)演じる石川博夫の娘・晴海が共同売店に預けられた際には一緒に店先で遊んだり、前田公輝(31)演じる暢子らきょうだいの幼なじみ・砂川智が、酔いつぶれて路上で寝てしまうと、毛布をかけてあげるなどしていた。

 テレビ誌編集者は話す。

「実は、『連続テレビ小説 ちむどんどん FANBOOK』(宝島社)では、脚本家の羽原大介氏がまもるちゃんの正体について“最終回まで観ていただければわかると思います””まもるちゃんも何者なのかもわかりますので(笑)”と、意味深な発言をしているんです。

 なかなか気になる発言ですが、確かにまもるちゃんは暢子たちが子どもだったときから見た目が変わっていない。謎多き存在であることは確かで、視聴者からも“気になる”という声が上がっています。さらに、まもるちゃんの正体について、“まもるちゃんは妖精、もしくは沖縄に伝わる妖怪で、ガジュマルの木の精霊のキジムナーなのでは”となどいった予想がされていますね」

 実際、視聴者からは、「まもるちゃん キジムナー説濃厚説w」「まもるちゃんて人間の容姿をしたキジムナーなの?」「まもるちゃんはやっぱり山原の妖精さんなのかな? それかキジムナーてきな?」といったコメントが多数SNSに寄せられている。

「妖精説のほかには、まもるちゃんが読書をしているシーンが多いことから、“まもるちゃんが読んでいる本の内容が今放送されている朝ドラ『ちむどんどん』だった”、といった衝撃のラストも予想されています。

 果たしてまもるちゃんは誰なのか、なんなのか……国民的大炎上朝ドラになってしまった『ちむどんどん』ですが、まもるちゃんの正体が明かされ、それが素晴らしいラストにつながるのだとすれば、最後だけは上向きの評価で終わることができるかもしれませんね」(前同)

 1話から出演し続けているまもるちゃんが、『ちむどんどん』を救う!?

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』
NHK総合 月~土 8:00~8:15、12:45~13:00(土曜は一週間の振り返りを放送)
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/chimudondon/

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