■思い出す大野が感極まった「15周年号泣事件」
しかし、「最後の手伝い」のつもりで参加したレコーディング後にジャニー喜多川先代社長が「来週、ハワイ行く?」と提案。
《歌い終わったら「来週、ハワイ行く?」って。いろいろやったお手伝いのご褒美だと思いました》
《(そこでデビューを告げられて)さすがにハワイまで行っちゃってるんで、そこでは辞めるって言えなかった(笑)》
という事情を『日経エンタテインメント!』09年11月号で赤裸々に語っていた。
「現在の大野さんは、復帰する気配が一向に見えてきませんが、CDデビュー記念日でもある21年11月3日に都内でライブ映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM“Record of Memories”』の先行初日舞台あいさつでは、手紙でメッセージも残していた。何より、嵐の結成記念日については、大野さんが号泣した伝説のエピソードもあるし、いずれ戻ってくれると思いますよ」(前出の専門誌記者)
■伝説の「大野智泣いちゃったハワイSP」
14年放送の『VS嵐』では、番組の企画でデビュー15周年慰労会を開催。実は大野はスタッフから「相葉ちゃんを泣かせるように誘導してくれ」と指示されていたのだが、結果的に大野のスイッチが入ってしまい、
「よかった。本当良かったよ。こんな日が来るとは思ってなかったもん15年前は。嬉しいを通り越してこんな恵まれていいのかなって感覚がすごくある」
と、大野が顔をぐしゃぐしゃにしながらしみじみと語ったのだ。
そして、最後にハワイの海岸で乾杯の音頭を取る時に大野はこう締めた。
「15年前ね、正直不安だらけでしたが……いま15年後ここに立って、何の不安もなく5人でいるし、楽しいね! これからもずっと一緒にいよう! カンパーイ!」
あれから8年。嵐の結成記念日の2日間を、大野はどう過ごしたのかー-。